・・・・・・っということで、ちょっと驚いたこと。
台湾のある社長に夕食をご馳走になったときのこと。
奥さんと、息子さんを連れてきていた。
13歳の中学生で、将来歯医者さんになる希望を持っている。
一人息子で、英才教育を施しており、スタンフォード大学を狙っているとのこと。
いま、専属のイギリス人教師に英語を習っているところらしい。
誰が言ったか、ぼくが英語が上手いそうだから、英会話練習の相手になってくれと、
息子をぼくの前に座らせた。
・・・・・困った。
これは、困った。
はっきり言って、ぼくは英語がからっきしダメだ。
それに、13歳の男の子と、何の話題で話せというんだ?
それまで飲んでいたビールが一気に不味くなった。
ガールフレンドの話題を振ったが、女に興味を持つべき年齢でないという。
(ホントかよ?)
・・・・・・
まあ、それでも色々話したのだが、
その息子、なんか変なのである。
母親にベッタリだし、何かキモチワルいオーラを発散しているのだ。
・・・・・・・
食事が終わって帰り道、駐在員が「アイツどうだった?」と聞くので、
「アリャ相当なマザコンだぜ」と答えた。
「そうだろ、あの母親は実は奥さんじゃないんだぜ、気付いた?」
「エエッ!!」・・・・っと驚くぼく。
話を聞くと、台湾の金持ちは本妻以外に2~3人の愛人を持つことは常識なのだそうだ。
それが男の甲斐性らしいのだ。
もちろん、女性もそのことは承知の上で、自分の立場を割り切っている。
要するに、金が全てを解決しているのだ。
愛人とその息子が不自由しないだけ、毎月の生活費さえ与えることが出来れば、
何人持とうが結構なこととなるのだ。
しかも、米国留学が出来る位の英才教育費まで貰っているのだから、上等なのだ。
・・・・・
ウゥ~ン、女性のこういう生き方もありなんだろう。
昔の日本も、ザラにこういうことが行われていた。
「二号さん」とか、「おめかけさん」などと、「さん」付けで呼ばれていたのだから。
台湾人の駐在員は、アメリカ人は馬鹿だよねー、離婚するから慰謝料払うんじゃないか?
台湾のように上手くやれば、莫大な慰謝料を取られないのに、
・・・・・・っと、うそぶいていたのだった。
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