2010年2月6日土曜日

おめかけさん

・・・・・・っということで、ちょっと驚いたこと。

台湾のある社長に夕食をご馳走になったときのこと。

奥さんと、息子さんを連れてきていた。

13歳の中学生で、将来歯医者さんになる希望を持っている。

一人息子で、英才教育を施しており、スタンフォード大学を狙っているとのこと。

いま、専属のイギリス人教師に英語を習っているところらしい。

誰が言ったか、ぼくが英語が上手いそうだから、英会話練習の相手になってくれと、

息子をぼくの前に座らせた。

・・・・・困った。

これは、困った。

はっきり言って、ぼくは英語がからっきしダメだ。

それに、13歳の男の子と、何の話題で話せというんだ?

それまで飲んでいたビールが一気に不味くなった。

ガールフレンドの話題を振ったが、女に興味を持つべき年齢でないという。

(ホントかよ?)

・・・・・・

まあ、それでも色々話したのだが、

その息子、なんか変なのである。

母親にベッタリだし、何かキモチワルいオーラを発散しているのだ。

・・・・・・・

食事が終わって帰り道、駐在員が「アイツどうだった?」と聞くので、

「アリャ相当なマザコンだぜ」と答えた。

「そうだろ、あの母親は実は奥さんじゃないんだぜ、気付いた?」

「エエッ!!」・・・・っと驚くぼく。

話を聞くと、台湾の金持ちは本妻以外に2~3人の愛人を持つことは常識なのだそうだ。

それが男の甲斐性らしいのだ。

もちろん、女性もそのことは承知の上で、自分の立場を割り切っている。

要するに、金が全てを解決しているのだ。

愛人とその息子が不自由しないだけ、毎月の生活費さえ与えることが出来れば、

何人持とうが結構なこととなるのだ。

しかも、米国留学が出来る位の英才教育費まで貰っているのだから、上等なのだ。

・・・・・

ウゥ~ン、女性のこういう生き方もありなんだろう。

昔の日本も、ザラにこういうことが行われていた。

「二号さん」とか、「おめかけさん」などと、「さん」付けで呼ばれていたのだから。

台湾人の駐在員は、アメリカ人は馬鹿だよねー、離婚するから慰謝料払うんじゃないか?

台湾のように上手くやれば、莫大な慰謝料を取られないのに、

・・・・・・っと、うそぶいていたのだった。





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