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2017年3月13日月曜日

歳相応

・・・・・・・っということで、今頃になって気付くこと。

それは、

若いときは辛い運動をしたら鍛えられるけど、

歳をとったら磨耗するだけ・・・・なのね。

・・・・・・・・・・

こんなぼくでも、若いときがあって、

いろんな場面で「シゴキ」に遭いました。

それでも、そのシゴキに耐えれば一回り筋肉は強くなり、持久力も増しました。

ああそれなのに、今のぼくの筋肉は疲労するだけです。

疲労したために、劣化するだけです。

アッチャァ~~~せっかくの筋肉なのに、そんな無駄な使い方をしたらモッタイナイじゃないか・・・っと、どこからか声が聞こえてきます。

・・・・・・・・・・

例えば膝。

膝関節は油切れのようにギシギシ音を立てているようです。

そんな賞味期限間近な膝を何で酷使するのか?

またしてもどこからか声が聞こえてきます。

そろそろ「歳相応」って意味を考えろよなぁ~~~





2013年2月8日金曜日

6周年記念

・・・・・・っということで、ブログデビューが2007年2月5日。

なんと6年間書き続けてきたんですね。

典型的な三日坊主の自分自身が一番驚いている。

6年ですよ!

それにしちゃ読者登録数が117人は、ちょっとは少な過ぎるって?

とんでもない、こんなジジイの書くブログにありがたいこってす。

ありがたくって、手を合わせて拝みたくなるくらいっす。

・・・・・・

でも、殆ど読み返さないですね。

あまりにも膨大すぎて。

要するに書きなぐり、文章の垂れ流しですな。

それでも時たま昔書いたことを読んだりすると、結構これが面白い。

昔の自分に会えるんですね。

そのとき必ず感じるのは「自分は変わったなぁ~」ということです。

どう変わったかというと、広い意味で確実に老いたということです。

どう頑張ったって、文章の張りが失われているんですね。

お肌の張りと同じように。

・・・・・・

後どのくらい書き続けることが出来るか、

またこの文章を振り返ってどう感じることやら・・・








2012年12月21日金曜日

老害

・・・・・・・っということで、気持ちだけはいつまでも若いと思うこと自体、老人である証拠じゃないかな。








そんなことを考えた理由は、冗談で書いているつもりでも、冗談と受け取られないことがしばしば起きるからです。







まあ、基本は日記ですから、そのときの気分を偽らざる書くべきですが、やはり読んでくださる人たちのことも(少しは?)考えながら書かなければなりませんね。







冗談が冗談として通じないということは、明らかにギャップがあるわけで、冗談が通じないのは読み手の問題だと片付けてはいけません。







そのギャップの正体は色々あるでしょうけれど、やはり世代の差というものが一番大きいと思う。







いま旬で生きている人たちから見ると、ぼくなんか相当オクレていると自覚しなきゃならない。







・・・・・・







まあ、こういう事象は昔からあって、これからも永遠に続くわけで、人々はそれを「老害」と名付けているんですがね。ヽ(;´ω`)ノ

2012年8月9日木曜日

英語って・・・

・・・・・・ってなワケで、だいぶ昔の話になりますが、ぼくが通っていたフィットネスクラブにドイツ人の女性インストラクターがいた。








金髪のスッゲェ~~~~~美人で、ドイツ語はもちろん、英語、ヘブライ語、そして日本語を話した。







来日してから日が浅いのに、日本語会話は殆ど不自由していなかった。







モデルでもイケるくらいの美人だったものだから、ぼくはなにかにつけ話しかけるようにしていた。







癪だったから、日本語ではなく英語で無理して話しかけたんですがね。







(彼女の英語は完璧だった。)







この辺の顛末は、過去のブログのどこかに書いてあるはずです。







・・・・・・







そんな中、ドイツ語の成り立ちについて話が及んだことがあった。







ドイツ語を教えてもらうというのを、ちょっかいを出す口実に使っていたからだ。







浅学なぼくは、英語はフランスと同じようにラテン語が起源だと誤解していた。







だって、フランス語と英語ってとても近いと感じていたからだ。







(もちろん、フランス語はサッパリなのだが。)







そして、ドイツ語もラテン語の派生だろうと彼女に言った。







だって、例えばGuten Morgenなんていう言葉は、Good Morningと殆ど同じじゃないかと。







すると、彼女はキッパリと、ドイツ語の起源はラテン語ではないと断言したのだ。







どちらかというと、ロシア語に近いと解説してくれた。







そのときは、なんか釈然としなかった。







・・・・・・







そのままぼくは確かめもせず、7年が過ぎた。







そして、最近読んでいる本に英語の成り立ちが書いてある部分に行き当たり、ようやく謎が解けたのである。







詳しくは、http://www.globalheart24.com/english.htm







に書いてあるので、省略。







英語はラテン語どころか、なんとゲルマン語に起源を持っていたのである。







ドイツ語が英語に似ているのではなく、英語がドイツ語に似ていたのだ。







大昔のイギリス語(?)はもともと古代ゲルマン語の流れを汲んでいた。







それが、ケルト人が流れ着いて、そのあとに、(バイキングの)デーン人が支配し、そして、最後にフランスのノルマンディー地方に住んでいたノルマン人に征服されたのだ。







有名な「征服王ウィリアム」ですね。







ノルマン人はフランス語(ラテン語を起源とする)をしゃべっていたので、古代ゲルマン語との融合が起き、徐々に英語という形に整っていったという次第なのだそうだ。







するとなにかい?







(近代)英語って、500年前に生まれた言葉なんですかい?







それも、ロンドン語が基準なのだそうだが、いまじゃ世界の共通語の地位を確立している。







それに比べ、日本語って・・・・・・







・・・・・・







ハイ、勉強になりましたね。























2012年8月8日水曜日

年寄りのオリンピック観戦

・・・・・・ってなワケで、またオリンピックネタだけど、

なんだねぇ~~

若さと老いの差を見せ付けられるねぇ~~

この歳になると、なんでも素直に見られなくなっちゃうのかね?

単純に、スポーツ観戦していればいいのにね。

北島も、室伏も、イチローも松井も・・・・・・

あれ?

オリンピックと関係ない選手が含まれているぞ。

ピークを過ぎた選手って言われるけれど、

ぼくから見れば、なぁーに言っちょる、

みんなまだまだ若造だぜ・・・・・・

彼らは一様に努力している。

ピークを過ぎたことは自覚しているけれど、

少なくともピークを持続させようと努力している。

技術によって衰えをカバーしようとしている。

・・・・・・

オリンピックを見ていると、なんでこんな記録で出場したんだろうという選手がいる。

自己最高記録を見たって、とてもメダルを争えるとは思えない、

メダルどころか予選を通過するかさえ怪しい選手。

・・・・・・

ところが、彼らは若いんですね。

オリンピックという夢舞台で、とてつもない力を発揮する可能性を秘めている。

それが若さなんです。

その可能性は歳を取るに連れて、相対的に少なくなってくるんです。

でも、若いということは、逆に経験不足から雰囲気に呑まれて普段の力を発揮できないリスクもある。

・・・・・・

若さということは、そういうことなんです。

歳を取るということは、そういうことなんです。

まったく会社と同じなんです。




2012年7月31日火曜日

柔道は道でありJuDOはスポーツである(その3)

・・・・・・・っということで、このテーマで3回も書く(書かされる?)とは思わなかった。








ブログは論文でも、説明文でもなく、自分が感じたことを自分の言葉で書くのが基本ですよね。







極論、自分さえ分かればいい。







でも、読者を意識した日記だから、ある程度判りやすく書くサービス精神があってもいい。







だが、端から分かろうとしない人には、懇切丁寧に書く義務はない。







・・・っと思っているんですが、まあオリンピックシーズンなので、蛇足として書きます。







・・・・・・・







日本人が柔道に対する思い入れはちょっと異常じゃないんじゃないかと言いたいのです。







日本のお家芸⇒国技⇒勝ってアタリマエ⇒金以外はメダルじゃない







こういう刷り込みが堂々とまかり通っている。







ぼくに言わせれば、いまの(オリンピックでなされている)柔道は、









「限りなくレスリングに近い」









なんです。









もう日本のお家芸じゃないんです。









そこんところを勘違いしている。









既に書いたように、ルールだって日本人に有利な条件はことごとく消されているのです。









逆に日本選手が一本に拘るがために、外国人有利になってしまっているんです。









本来柔道はもっとスッキリ勝つように出来ていた競技のはずなんです。









だけれども、組み手争いばかりになってしまい、判定が付きにくくなってしまった。









だから、今回も含め審判の判定が怪しくなってしまったのです。









・・・・・・









そんななかで、柔道はお家芸だから勝って当然なんていう言葉が、選手にプラスに働くとはゼンゼン思えない。









じゃあ、レスリングの選手にも、金以外取るなと言うのと同じじゃないですか?









柔道は、もう普通の競技になってしまったのです。









世界中のどこの国の選手でも勝つチャンスのある競技なんです。









それなのに、金以外はメダルじゃないなんて言ったら、銀や銅を取った選手に失礼でしょう。









世界を相手に試合をすることになった時点で、柔道は日本人だけの持ち物じゃなくなったんです。









・・・・・・









柔道に日本中が熱くなるのはとてもいいことです。









だけれども、そのヒートアップぶりに何かへんだなぁ~~っていう違和感を持つのはぼくだけじゃないと思います。









ぼくなんか、さらに進んで、太平洋戦争時代の日本との共通点さえ見えてきてしまうのです。









日本は神国、大和魂があれば、米英恐るに足らず。









精神力では負けない。









なんてね。









・・・オワリ。











































2012年7月30日月曜日

柔道は道でありJuDOはスポーツである(その2)

・・・・・・・っということで、ちょっと上手く伝わっていないようなので、少し整理してみます。








前回書いたことの要点と、それに対して生じるであろう反論は次の2点です。







(1)あまりにも大きすぎる期待は選手を押しつぶすか?







←選手はそんなヤワじゃない。







(2)金以外のメダルは価値がないというのはオカシイか?







←出場する選手は全員目指して戦うのはアタリマエだ。







・・・・・・







この疑問を扱う前に考える問題がある。







それは、柔道とはどんな道なんだろう?だ。







「道」とは正しい道。







宇宙の真理に繋がる道(ちょっと大げさかな?)じゃないのか。







道を極めることは勝ちにこだわることなんだろうか?







相手をやっつけて、一番高いところに立つことが目的だろうか?







柔道はそんな浅いことを教えているのだろうか?







はっきり言うが、そんなことを道は求めていない。







柔道を通して教えられたものはそんな事じゃないはずだ。(自分がやっていないのに良く断言できるよと突っ込んで下さい。)







他のスポーツと決定的に異なるのは、最初からそういう道を求めている点なのです。







日本人に限らず、柔道をやっている人なら誰でも分かっているはずなのです。







柔道を通して何より心が鍛えられ、人間として成長し、礼儀正しく、温和な人間になれるのです。







だから、日本が誇る柔道であり、世界から尊敬される柔道なんです。







・・・・・・







とはいえ、形は勝負の形になっている。







勝負の結果、負けがあり勝ちがある。







強くなれば嬉しいし、見ているほうも面白い。







んなら、他のスポーツとどこが違うのか。







世界中に道場ができて、愛好家がたくさんいるのだから、世界一を決めるオリンピックの競技にして何の問題があるのか。







・・・・・・







今回の中継でも「組めば」日本選手が圧倒的に有利なんですがねぇ~~







という解説を何度も聞いたし、これからも聞くだろう。







日本式にやっていれば、伝統の上でも、競技人口からしても日本人が絶対有利だ。







無差別級なんていうムチャクチャな階級(?)があるのは柔道くらいじゃないか?







それは、体格が絶対的に有利だからといって、勝てるわけがないのが柔道だからなのだ。







柔よく剛を制すが柔道の醍醐味なのだ。







ところが、世界ではそれは面白くない。







日本の選手が有利な条件を片っ端から潰すルールに変えていったのだ。







昔の柔道着は袖がダブダブだったのに、いまはパッツンパッツンだ。







組みにくくする目的のためだ。







日本人には面白くないだろうけれど、世界ではそうするのがアタリマエなのだ。







オリンピック毎に、日本選手が金をさらっていくのは面白くないのだ。







・・・・・・







そうなのだ。







世界は勝ちにこだわるのだ。







柔道の道なんて、ドーでもいいのだ。







それが今回のタイトルに込めた意味だ。







柔道とJUDOは似て非なるものに変化してしまったのだ。







・・・・・・







だが、時々世界の人も柔道のホントーの意味に気付く瞬間がある。







あのエジプトのラシュワン選手が決勝戦で山下泰裕の痛めている足を攻撃せずに、銀メダルに終わった試合だ。







あれは、どうも作られた美談だったようだが、柔道の意味を教えられたことは間違いないだろう。







・・・・・・







そして、今回に限らず、オリンピックでの日本の柔道選手達の試合を観ることになる。







金以外のメダルは価値がないと本人が発言したり、周囲もそういう言葉を(激励の意味を込めて)投げかける。







試合前、まるで日本の柔道を一人で背負って立っているような気負った表情を見せる。







そして、負けて呆然とした表情を浮かべる。







コーチたちは、審判の判定の未熟さに抗議をする。







負けた選手は、自分が不甲斐ないとか、自分を責めるようなコメントを吐く。







そして、このオリンピックにホントーに選ばれるべきは、他の選手だったんじゃないかなんて周囲がいう。







いつもこの繰り返しだ。







そこには柔道の「道」はどこにも存在しない。







ぼくがオリンピックで柔道の試合中継を見たくないというのはこういう理由なんです。







・・・・・・







どれだけ厳しい練習をオリンピックを目指して積んできたか。







本人達が一番知っているはずです。







オリンピックの舞台に立てたこと自体、それを証明しているじゃないですか。







あとは、勝負ですから勝つときもあり、負けることもある。







その原因が、審判のミスの時だってある。







弱い相手が信じられないような勝ちを掴むこともある。







柔道の「道」を極めた選手なら、一番その辺のことを分かっているんじゃないですか。







銅メダルで終わっても、心から喜んでいる選手。







負けても勝っても、相手を称える選手。







今回は負けたけれど、次はまたオリンピックの舞台に戻って来て、そのときは勝ちますという選手。







そういういう事ができる選手は、日本人が一番相応しいのじゃないだろうか。







・・・・・・







えっ?







まだ最初の2つの疑問の答えになっていないって??













2012年7月27日金曜日

柔道は道でありJuDOはスポーツである

・・・・・・・っということで、だから嫌なんだよなぁ~~柔道の試合を見るのって。




オリムピックの種目の中で、日本発祥の競技って柔道だけですよね。



今回もたぶんどこかのアホが言っているんじゃないかと思うけれど、



「金以外はメダルじゃない」・・・なんて無神経なことを。



そういう心ない言葉が選手たちに余計なプレッシャーを与えていることに気付かない。



そういうプレッシャーはマイナス要素であること以外のなにものでもない。



柔道に限らないけれど、「オリムピックは出ることに意義がある」んです。



誰が見たって日本の柔道は世界一なんです。



その激戦区の日本で戦ってオリムピックの出場権を勝ち取ったこと自体がスゴイんです。



だからオリムピックでの戦いは「おまけ」なのです。



思う存分戦えばいいんです。



オリムピックにかかわらず、勝負事は戦ってみなきゃ分からない。



強い者が必ず勝つ訳じゃないんです。



さっきモンゴルの選手が、残り15秒で英国の選手に逆転負けを喫していた。



明らかにモンゴルの選手のほうが強かったのは素人にだって分かる。



・・・・・・



7時のNHKニュースで柔道の中継を延々と流していた。



もっと重要なニュースが他にあるじゃないかと感じたのはぼくだけじゃないでしょ?



その中継は日本の女子選手が北朝鮮に1回戦で負ける過程を放送する結果になった。



あまりにも期待しすぎでしょ?



あまりにも選手が可哀想でしょ?



これからもそういう過大な期待が選手を押しつぶす光景を見ることになると予言します。



北島も、なでしこも、室伏も、太田(フェンシング)も・・・



・・・・・・



スポーツですから負けても死ぬ訳じゃない。



4年後の次に勝ちゃいいんです。



負けた選手をボロクソに言う資格なんて、ぼくらにはないんです。



・・・・・・



今回のオリムピックには、もう一つ困った要素があるんですね。



それはオリムピックで勝つことが、震災で落ち込んだ日本人の気持ちを勇気付けるという勝手な理屈なんです。



震災復興とオリムピックとはなんら関連がないことくらい、冷静になれば分かることでしょう?



ホント、困った理屈です。



こういう的外れな期待が、選手たちに余計なプレッシャーを与えるんです。



・・・・・・



だからぼくは柔道の試合を見るのがイヤなんです。(  ̄っ ̄)



2012年4月30日月曜日

そう、番外

・・・・・・・っということで、エアロビクスとステップを比較するのは間違いだろうか?

ぼく個人の話しをすれば、ハマったのはステップが先である。

ステップをある程度マスターした時点で、エアロビクスに出合った。

その辺のいきさつは過去にも書いたので、改めてここで書く必要もないだろう。

エアロビクスは有酸素運動だとしつこく書いた。

だが、ステップは有酸素運動とは言われない。

でもステップとエアロビクスはモノスッゴォ~~~~~~く共通点が多い。


・・・・・・・っでしょ?


2012年4月1日日曜日

ついにこの日がやってきた

・・・・・・・っということで、ついにこの日がやってきた。

35年勤めた会社を、昨日定年となった。

今回は、本当のホンモノ。

正真正銘の定年である。

長かったようで、・・・・・・長かったなァ~~~~

しみじみ(/_;)/~~

お疲れさん。

自分自身を褒めてあげよう。ビール

・・・・・・・

そして、長年進めてきた定年後のの計画を、本日実行に移すことになった。

本日の夕方6時開店である。

このブログの読者は是非来店下さい。

・・・・・・・

退職金と貯金を全部はたいて、さらに銀行から大金を借りてついに・・・・

ついに自分の店を持ったのだ。

自分の店を持つことが長年の夢だった。

場所は六本木。

ココです。

2012年2月5日日曜日

ショートショート(長いですけど)

・・・・・・・っということで、ショートショート。

・・・のはずが、かなりロングになってしまった。

まあ、その辺を覚悟して読んでください。


私は、いつものように居酒屋のカウンターで一人で飲んでいた。

2本目のビールをオーダーしたところで、小太りの男が汗をかきかきやって来た。

「おう、タモ遅かったじゃないか」と私。

「悪りィ~悪りィ~、帰ろうと思ったらサ電話がかかってきちゃってサ」

タモというのは田茂(たしげ)保(たもつ)といって、会社の同僚である。

正式なあだ名はダブルタモだが、プライベートでも仕事でもタモと呼ばれている。

私は彼のベルト辺りを見ながら「少しは効果が出て来たみたいだな」といった。

タモは腹をさすりながら「へヘヘッ、これでも毎日通ってるから」とニヤつく。

実は私の勧めでフィットネスクラブに通いはじめ、最近は醜く出ていた腹も少し引っ込み、全体的に

一回り締まった感じになってきたのだ。

「LEOちゃん効果だな」と私がいうと、「デブはモテないから」といいながらタモは一気にビールを

飲み干した。

LEOというのは、彼が通っているフィットネスクラブのインストラクターで、彼がいうには「黒木メ

イサ似の飛び切りの美女」らしいのだ。

彼は40歳近くなのにずっと独身で、たのしい男なのだが、結婚の対象にはなりにくいタイプだ。

その夜もずぅ~~っとタモはLEOちゃんのことを熱く語り続けた。

完全にホレている。

驚いたことに、オッカケをしているのは知っているのだが、時々会社を休むようになったのは、彼女

の昼間のクラスに出ているからだったのだ。

・・・・・・・

そんなある日、タモがすっごく嬉しそうにしている。

周りの同僚が気味悪がるほど、ニヤニヤしっぱなしなのだ。

聞くところによると、LEOちゃんが足首を捻挫してしまって、ずっと代行を立てていたらしい。

どこをどう調べたか、彼女の通っている病院を突き止め、バラの花束を渡すことに成功したらしいの

だ。

そそくさと花束を渡して、逃げるように走り去ろうとしたら、彼女が彼の手首を掴んで引止めたとい

うのだ。

そこからの展開が、聞いていても信じられないのだが、一緒に食事をし、ショッピングに付き合い、

最後には彼女の住むアパートまで見送ったというのだ。

さらに信じられないことに、別れ際に彼女がキスをしてくれたというのだ。

それも唇に。

タモの唇に、あの黒木メイサが・・・・・・・・・・

・・・・・

その後の展開は順調。

絵に描いたように順調。

毎日のようにデートを重ねているらしいのだ。

信じられん。

あくまでこれらはタモが説明してくれた内容で、ホントーのところは分からない。

私は既婚者なので、大きなお世話なのだが、黒木メイサのファンなのである。

タモに対して歪んだ嫉妬心を抱いていないといえばウソになる。

私は好奇心一杯で、LEOちゃんの本名は何かと尋ねてみた。

「真岡れを」というのが本名で、LEOは実名だったのだ。

最近の親はこんな名前でも平気で付けるものなのだ。

しかし、その名前を何処かで聞いたことがある。

そうだ、5年前、私がエアロビクスを最初に習ったインストラクターが確か真岡という名前だった。

彼女はとてもいいコレオグラフィー(振り付けね)を作るし、気立てのいい子だった。

しかし、どうみても美人じゃなかった。

差別用語を使わせていただくなら、ブスだった。

そのためもあってか、彼女のクラスは人気がなかった。

ぼくと彼女のマンツーマンのレッスンも何度かあったくらいだ。

しばらくして、彼女は私の通うフィットネスクラブから去っていった。

噂では田舎に引越し、そこでインストラクターを細々とやっているとのことだった。

・・・・・・・

私はどうしてもLEOちゃんのクラスに出て、確かめたかった。

だって、記憶の中の真岡嬢と黒木メイサはどうやっても重ならなかったから。

私はタモに彼女のレッスンに出てみたいと強引に頼み込み、ちょうどそのクラブがやっていた紹介キ

ャンペーンを利用して参加することに成功した。

・・・・・・・

流石に人気のクラスだけあって、スタジオ内は超満員だった。

それも明らかにオッカケと分かる男どもばかりだ。

私は期待に胸を膨らませて、スタジオ入り口に立つLEO嬢に近付いていった。

違った、私の知っている真岡嬢とは似ても似つかない女性だった。

タモが私を彼女に紹介した。

ペコリと彼女は頭を下げ、長い黒髪をかき上げた。

ドキッした。

美人だ。

ひょっとして、黒木メイサより美人かもしれない。

タモは私の顔を見て勝ち誇ったような表情を見せた。

私が彼のいうことに疑いを持っていたことに気付いていたのだ。

んんん~負けた。

だが、彼女の目が私を見たとき一瞬、泳いだような気がした。

・・・・・・・・

レッスンはスゴイ熱気だった。

彼女を取り囲んだ男どもが、恥ずかしげもなく嬌声を上げていた。

タモは余裕しゃくしゃくで、スタジオの最後尾からそれを眺めていた。

・・・・・・・・


とても良く出来たコレオグラフィーだった。

しかし私は、なにか気分が乗らないままレッスンを終えた。

スタジオから出るとき、彼女が私を呼び止め、折りたたんだ小さな紙切れを渡した。

それは彼女の名刺だった。

最初にスタジオを出たタモはそれに気付かなかった。

・・・・・・・

後日、彼女が指定した喫茶店で待っていると、彼女がやって来て

「お久しぶりぃ~~」といいながら、私の目の前に腰をかけた。

それでも、私は半信半疑だった。

目の前のまぶしいほどの美女が、5年前のあの真岡嬢と重ならなかったからだ。

彼女の話した内容をかいつまんで説明するとこういうことだった。

5年前インストラクターになりたての彼女は、なかなか人気が出なかった。

彼女を気に入ってくれたのは、私くらいだったようだ。

彼女は人気が出ないのは自分の容姿のせいだと思ったようだ。

一度は諦めて地方都市で会社勤めをしていたらしいが、どうしてもインストラクターの夢を捨て切れ

なかった。

そこで、コツコツと溜めた給料を美容整形に充てたのだそうだ。

そして5年後、彼女はまたインストラクターとして東京で再デビューしたのだ。

その美貌のせいもあって、あっという間に大人気インストラクターになった。

しかし、逆に人気が出すぎて、同僚のインストラクターたちから疎外されるようになったらしい。

体の具合が悪くなってもなかなか代行も見付からず、無理して出ていたら怪我をしてしまったらしい



そのとき、親切にしてくれたのがタモだったというわけだ。

美人は美人なりに苦労があるものらしい。

でも、それにしても何でタモなのだろう?

彼女が言うには、人は外見じゃないということだ。

彼女自身がそれを身をもって理解したのだと私に力説した。

彼女から頼まれるまでもなく、美容整形の件はタモには内緒にすることにした。

・・・・・・・・

彼女とタモの関係はその後、順調に推移しているように見えた。

ひょっとすると、二人は結婚するかもしれない。

そんな期待をさせられるほどだった。

ある日、いつものようにタモと居酒屋で飲んでいたら、明らかに悪酔いしているタモが苦しそうな顔

をして私に打ち明けた。

それは、最後の一線をどうしても彼女が許してくれないんだというのだ。

上のほうはどうにかOKなのだが、下は絶対に手を触れさせようともしないらしい。

私は、「それはタモとの結婚を本気で考えている証拠じゃないか?いまどき珍しい女性じゃないか」

と慰めた。

・・・・・・

ようやくこの長いショートショートも終わりに近づいてきた。

その幕切れは、驚くものだった。

二人の関係は突然終わってしまったのだ。

居酒屋でタモが泣きながら私に語った内容は次のようなものだった。

その日タモは彼女のアパートに押しかけて、どうしても最後の一線を越えようと、強引に彼女をベッ

ドに押し倒したそうだ。

嫌がる彼女の抵抗は予想以上だったらしい。

それでも、彼の手は彼女のスカートの下にもぐり込む事に成功した。

そこで彼の手が捉えたものは・・・・・・

まさかねぇ~~

彼女は言ったそうだ。

もう少し待ってくれたらお金が溜まるので、下のほうも整形して、完全な女になれるから・・・と。

私は泣きじゃくるタモにかける言葉もなかった。

だって、私自身、彼女は、いや彼は彼女だと信じて疑わなかったのだから。

・・・・・・・

これには後日談があって、その後二人はヨリを戻し、今では仲良く一緒に暮らしている。

結局、彼女(?)は手術をしないまま元気にインストラクターを続けている。

それは、タモが彼女に強く願ったことなのだそうだ。

しばらくして、私は彼らの新居に招かれた。

玄関には二人の真新い表札が並んでかかっていた。

「田茂 保」

「真岡 れを」

そうだよね、日本の法律では同性結婚が認められないからな。

でも、幸せだったらイイじゃないか。

そんなことを思いながら、玄関の呼び鈴を押そうとしたところで、フト私の指が止まった。

そしてもう一度、表札を見上げた。

「田茂 保」

反対から読めば、

「ホモダ」

「ホモだ」

そして、

「真岡 れを」

「ヲレオカマ」

「おれオカマ」

・・・・・・・

2012年2月3日金曜日

ショートショート

・・・・・・・っということで、ショートショート。


A子は35歳独身、東京の中野のパートで一人暮らし。
就職もせず、大学生のときからのアルバイトを卒業したあともダラダラ続けている。
もちろん、生活は厳しい。
収入はアパート代で殆ど消えてしまい、食費もギリギリまで節約している。
しかしA子には絶対削れない出費がある。
それは、近所にあるフィットネスクラブの会費だ。
食費を削っても、買いたい洋服があっても、これだけは譲れない。
当然、毎日通いつめた。
最初のうちは、いいオトコにめぐり合えるかなんて、ほのかな期待を持っていた時期があったけれど、
今ではエアロビクス命だ。
A子はとてもエアロビクスが上手い。
エアロビクスをやっているときが、彼女の人生にとって最高の時間だ。

・・・・・・

彼女にはT子というジム友達がいる。
いつも二人並んでエアロビクスをしている。
T子も彼女に劣らず、エアロビクスが上手い。
彼女たちの定位置は、スタジオの最前列と決まっている。
そしてもう一人、スタジオで必ず会う一人の女性がいた。
その女性は、いつも最後尾の端でエアロビクスをやっていた。
その女性は始まる前ギリギリにスタジオに入り、クールダウンもそこそこに出て行った。
もちろん、友達はだれもいず、彼女と話す人は一人もいなかった。
とても地味な子で、いるのかいないのか存在自体が薄い子であった。
ロッカールームでも、「ねえねえ、あのいつも後ろにいる子薄気味悪いわねぇ~~」なんて会話が交わされていた。

・・・・・・

最近A子は体の調子が悪い。
胃の辺りが時々、キューっと痛くなりうずくまってしまうことが時々ある。
その日も、エアロビクスが始まる前にそんな状態になってしまった。
顔面蒼白になってうずくまるA子にT子は驚き、お医者さんに行って来たらと強く勧めた。
でも、A子は病院には行かなかった。
しばらくすると、すっかり治ってなんともなく元気になるからだ。
だいいち、病院に行くお金がもったいなかった。

・・・・・・

しかし、その痛みに襲われる間隔はだんだん短くなって、ものをろくに食べられなくなってしまった。
A子の体はみるみる痩せていった。
それでも、エアロビクスだけは毎日欠かさず出ていた。

・・・・・・

ある日、A子がエアロビクスを終え、フィットネスクラブを出たところであの女性と出会った。
A子は前を歩くその女性に追いつき、思い切って話しかけてみた。
その女性は見かけとは正反対で、とても明るく楽しい人だった。
住んでいるところも、A子のアパートのすぐ近くだった。
翌日ロッカールームでT子にそのことを話すと、
「へぇ~そうなんだ。でも、最近彼女スタジオにゼンゼン来ないねぇ~」と言った。
A子はアレェ?っと思った。
今日だって、いつものように彼女はスタジオの一番隅っこでエアロビクスをやっていたのだ。
T子は気付かなかっただけなのだ。

シャワーを浴び、フィットネスクラブを出ると思いがけず彼女が待っていた。
帰り道は昨日以上に会話が弾み、A子が思い切って自分の部屋に招くとすんなりとOKしてくれた。
その夜は体の調子もよく、久しぶりにビールを飲んで遅くまで一緒に盛り上がった。

・・・・・・

ところがその日以来、T子が口をきいてくれなくなってしまったのだ。
A子が話しかけても、完全無視を決め込む。
あの女性と付き合っていることが気に食わないのだろうか。
他の会員からもA子は無視されるようになった。
A子はすごく腹が立った。
T子が他の会員を巻き込んで、A子を無視するように申し合わせているのだ。
そんなにあの女性と付き合うことがイヤなのだろうか。
本当はとてもいい人なのに。
皆はそれを知ろうともしないのだ。

・・・・・・

そんな状態がしばらく続いた。
何故かその女性もエアロビクスに参加しなくなってしまった。
「たぶん、私がそんなイジメにあっているのは、自分のせいだと思い、彼女は遠慮して出て来ないのだ。」
とA子は思った。
不思議なことに、A子の胃の痛みがなくなり、毎日絶好調でフィットネスクラブに通っていた。

・・・・・・

そんなある日、いつものようにA子はスタジオでエアロビクスに参加していた。
レッスンが始まってしばらくすると、後ろのドアからその女性がそぉ~~っとスタジオに入ってきた。
前の鏡でA子はそれを確認した。
ああ、やっと来てくれた。
今日こそは、T子に彼女を紹介して、彼女がどんなに素晴らしい女性であるか証明してやろう。
A子の顔には笑顔が浮かんだ。
レッスンが終わるのももどかしく、後ろにいるその女性に駆け寄り手をとって、T子に紹介したいと言った。
だけれども、その女性は微笑むばかりで動こうとしない。
その代わり、後ろの鏡に振り返り自分の姿を指差した。
驚いたことにそこには彼女の姿が映っていなかったのだ。
そして、A子を真っ直ぐ見つめると、A子にも鏡を見るように促がした。
恐る恐る鏡を見ると、A子の姿はどこにもなく、そこには帰り支度でざわついている会員たちの姿だけが映っていたのだ。

・・・・・・

T子は最近A子がスタジオに全く顔を出さないことを心配していた。
ちょっと遠回りになるけれど、フィットネスクラブを出たあと、A子のアパートを訪ねてみることにした。
彼女の部屋で発見したものは、床に転がったビールの空き缶と、骨と皮になったA子の変わり果てた姿であった。

2011年11月9日水曜日

40年前

・・・・・・・っということで、今日は客先との打ち合わせが早く終わったので、

いつものように近くを散歩することにした。

駅に向かう坂道で、ふと思い出した。

確かこの駅前に彼女の両親が経営している店があったはずだ。

あれはもう40年近くも前の話。

あの頃は若かった、もちろん髪もふさふさだった。

床屋さんがバンバンすきバサミを頭頂部に入れてもまだ足りないほど、髪は密集していた。

あぁ~~~あの頃の髪を返してくれぇ~~~~~

・・・・・・おっと、話が逸れた。

彼女とはイイ仲だった。

一度、彼女の実家の洋品店に行ったことがある。

正確には行ったのではなく、遠くから眺めたに過ぎない。

オヤジさんが店先のバッグにハタキをかけていた。

いい仲だったけど、彼女の両親に挨拶するのは躊躇していた。

・・・・・・

なんと、あれから40年近くの月日が流れた。

なぜか、すぐに彼女の実家の店だと分かった。

商店街の入り口に「○○店」という店名を見て、確かそういう名前だったと確信した。

店の前を通り過ぎた、

奥を覗くと、誰もいなかった。

商店街を一度通り抜けて、また引き返した。

今度は、店の前にオバサンがハタキをかけていた。

彼女ではなかった。

恐る恐る、「ここの経営者はAさんじゃないですか?」と聞いてみた。

やはりそうだった。

「スミマセンが、Hさんって今どうされています?」と勝手に口が動いていた。

もちろん相手は怪訝な顔をしている。

「学生時代にHさんがアルバイトしていたときに一緒だった者です。」

すると、相手は「ああ△△ね」とすぐにアルバイト先の名前が返ってきた。

スッゲェ~~記憶力。

「いまはK市に住んでいます」とのことだった。

なんと、相手は彼女の姉だった。

・・・・・・

彼女はぼくと結婚したがっていた。

でもその後別れ、ぼくの友人と結婚し、そして離婚したまでは知っている。

・・・・・・

「結婚されたんですね?」

いちばん確認しておきたかった質問だ。

「ええ、結婚してK市に住んでます。」との返事。

K市に住んでいるのは分かりましたょ。

次に口をついて出てきたのは、

「じゃあ、もうお子さんも大きくなって・・・」

という自分でも信じられないほど不躾な質問。

「いえね、子供は出来なかったんですよ。今では大学入試の問題作りなんかを手伝っているみたいですヨ。」

「そっ、そぉ~ですね、彼女は頭が良かったから・・・」

彼女は有名私立大を卒業した。

・・・・・・

もう彼女も53歳かァ~

目の前の彼女の姉は上の歯がないみたいに上唇が凹んでいる。

ぼくと変らぬ齢だろうけど、やたら老けて見える。

彼女も、もう老齢期なのだろうナァ~~

名前を聞かれたので、本名を答えておいた。

・・・・・・・・・・っと、それだけの話です。


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2011年9月6日火曜日

黒いシューズ

・・・・・・・っということで、その子は目立たない子だった。

ウェアも地味で、化粧ッ気もなく、誰とも話さず、スゥ~っと来ていつの間にか帰っていた。

エアロビクスが好きなようでほとんど欠かさず出ていた。

でも、最近見かけなくなっていた。

・・・・・・

ぼくは右大臣席が好きで、大体の人数が揃うと、前の鏡を観ながら人数を確認するクセがある。

にぃ~しぃ~ろぉ~やぁ~・・・今日は十一人かぁ~。

あれぇ~オカシイなぁぼくの後ろに黒いシューズが映っている。

抜かしてしまったかぁ。

もう一度数えなおし、

にぃ~しぃ~ろぉ~やぁ~・・・やっぱ十一人。

でも、どうしてもぼくの後ろにもう一人隠れているような気がする。

ちょいと横にずれて確認してみよう。

ぼくが横に移動すると、その人物も移動するような気がする。

鏡だと分からないから、振り向いて確認すると、やっぱり誰もいない。

・・・・・・

ウォーミングアップが大体終わるころ、スタジオの外から様子を窺っている「彼女」が鏡に映る。

ああ遅刻しちゃったんだ。

いまからでも遅くないから入室しちゃえばいいのにと、振り向くと誰もいない。

・・・・・・

エアロビクスも佳境に入って、ぼくはいつものように足捌きを覚えるのに必死だ。

すると、スタジオの後ろで踊っている「彼女」が視界の片隅に入る。

そうか、やっぱり入室したんだ。

鏡に映して確認すると、そこにいるのは彼女とは別の女性だ。

彼女がいつも着ていたのと同じ黒のTシャツとグレーのハーフパンツだから見間違ってしまったのだ。

・・・・・・

給水タイムになって、ボトルの水を飲む。

何かが舌に絡まった。

どうも、髪の毛らしい。

こんなに髪の毛が薄くなったのに、まだ抜けるのかよぉ。

勘弁してくれよぉ~っと、舌に絡まった毛を指で摘まむ。

だが、変だ。

自分の髪にしては長すぎる。

どんどん出てくる。

喉の奥の方からどんどんと・・・・。

・・・・・・

今年は節電ということで、スタジオ内の冷房も控えめだ。

インストラクターもそうするようにクラブ側から指導されているらしく、なかなか温度を下げようとしない。

みな汗だくだ。

「いま暑い人ぉ~」っとインストラクターが言うと、ほとんどの人が手を挙げた。

エアコンの調整をしようとしたとき、スタジオの後ろから悲鳴が上がった。

「寒すぎるんですけど!!」

全員が振り返ると、そこには顔面を蒼白にしてガタガタ震えながらうずくまる会員が一人。

その場所は「彼女」の定位置だったのだ。

・・・・・・

レッスンが終わり、隣の名人に、

「ほら、いつも来ていた目立たない子でさ。長い髪を後ろにまとめていて、後ろのほうで踊って

いた子。最近見かけないネェ~」

と、聞いてみた。

「エッ?FLさん知らなかったのぉ?彼女、海で溺れて亡くなっちゃったのよ。」


・・・・・・


全て架空の物語であって、実在の人物とは全く関係がないことお断りします。




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2011年7月23日土曜日

涼しいっすね

・・・・・・・っということで、土曜はいつものS君のクラス。

体が重い。

昨日は(も)明るいうちから飲んでいた。

自宅に帰ってからも飲んだ。

やたら涼しくなったので、よく寝た。

夜の9時には寝ていた。

途中何度も目が醒めたが、すぐに眠りに落ちた。

今までの寝苦しかった分を取り戻すみたいに眠った。

・・・・・・

6時半に一度起きて、朝食を済ませる。

だが、ソファーにゴロンと寝転ぶと、また眠りに落ちる。

・・・・・・

体が重い。

ステップとエアロビクスだけれど、こんな体調だから適当に流そうと思う。

でもS君の目配りは半端じゃない。

ちょっとでも間違えると、直ぐに突込みが来る。

適当に流そうとしている自分なのに、隣のドン臭い兄ちゃんに負けると思うと癪に障る。

・・・・・・・

昼食を終えたら、またソファーにゴロンと横になる。

直ぐに眠りに落ちた。

所さんの目がテンは絶対オススメだ。

しっかり観た。

とても面白かった。

そうだ、相撲を観よう・・・・・・

・・・っと、思っていたらまた寝てしまった。

結局、白鳳と日馬富士の決戦を観ることができなかった。

・・・・・・・

また眠たくなってきた・・・

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2011年7月9日土曜日

クラ替え

・・・・・・・っということで、今日は9日。

退会届を提出する期限は10日。

んんんんん~~~~ん

メンドクサイ。

自宅に近いというのはこれほど有利なのだということを改めて認識させられる。

「気に入ったクラスが少ないとはいえ、1週間の内3日エアロビクスとステップに出られれば御の字だろう?」

・・・・・・・っという声が聞こえる。

いくら定期券の範囲内といっても、電車に乗って行かにゃならん。

自転車にヒョイと乗って行くのとはワケが違う。

んんんんん~~~~ん

・・・・・・・

今日一晩考えます。(^^ゞ

2011年7月3日日曜日

お父さんの遊園地

・・・・・・・っということで、日曜日は午前のエアロビクスに参加したら一日がつぶれてしまうので、

ずっと家庭サービスの日に充てている。

今日は大井競馬場の真正面にあるホームセンターに初めて行ってきた。

ホームセンターはお父さんの遊園地みたいなもので、一日居ても飽きない。

男って、どうしてこうも道具とか、材料とか部品が好きなんだろう?

必ず余計なものを買ってしまう。

栃木に単身赴任していたときは、そこらじゅうにホームセンターがあったおかげで、

3年住んでいる間に余計なもので溢れてしまった経験がある。

部屋中観葉植物が茂っていたし・・・。

そんなこんなで、今日は脇目も振らず地震対策用の「家具転倒防止用ツッパリ棒」を買ってきた。

このあいだの大震災後は、どこを探しても、ネットでも売り切れ状態が続いていたのだ。

・・・・・・

昼食は2Fで回転寿司。

早めに入ったので、並ばずに済んだが、出る頃は入店待ちで大混雑だった。

小さな子供が居る家族は、回転寿司は外食の定番なのだろう。

みんな異様にテンションが高かった。

日本酒がレーンに流れていたのにはビックリ。

場所柄、家族連ればかりではなく、競馬狂いのオッサンなんかも利用するのだろう。

・・・・・・

大きなスーパーや電気製品の大型量販店なんかも入っていて、

クルマで来てまとめ買いするにはイイだろう。

駐車場が空いているのはGood。

でもなぁ~~

エアロビクスやっていたほうが楽しいな・・・







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2011年6月15日水曜日

ロッカールーム

・・・・・・・っということで、ヤなんだよねー

ボディーナンとかが終わった後の、(男子)ロッカールームって。

ドイツもコイツも外部のヤローばかりなのに、

異様に興奮してやがんの。

ボディー何とかをハシゴしてドォーする?

アホかオメェーラ。

ボディー何とかフリーク同士が気安く他人のクラブのロッカールームで盛り上がりやがって。

ここは他人のクラブなんだぜ。

ちったぁ~遠慮しろよな。

波子になる前は、オメーラみたいな輩は足を踏み入れることが出来なかったロッカールームだぜ。




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2011年5月22日日曜日

それぞれの人生

・・・・・・・っということで、4年以上もブログを続けていると、

いろんな人生に出会う。

ある女性:ずっと結婚願望を強く持ち続けてきたが、

40歳を過ぎて一人で生きる人生設計を考え始めた。

諦めるのはまだ早い!

ある女性:自分はバツイチ子持ちながらも年下の男性と同棲していたが、

最近ようやく結婚した。

おめでとう!

ある女性:彼氏いない歴6年と言っていたが、

いまは彼氏いない歴10年とささくれている。

頑張ろう!

ある女性:同棲から婚約、結婚式の日取りまで決めたが、

直前になって婚約破棄、いまは別の男性と同棲中。

若くて美人は何かと得だ!

ある女性:エアロビクスで知り合った男性と悩んだ末に結婚したが、

子供は作るつもりはないとの報告があった。

人生の流れに身を任せよう!

ある女性、奔放な性格なのに超真面目な男性と結婚。

子供が出来ず、浮気を繰り返したあと離婚。

いまは超美男子の夫と幸せな新婚生活を送っている。

人生踏ん切りが大切!

ある女性:未婚の母を経て優しい夫と結婚。

さらに2児を儲け大邸宅で幸福な生活を送っていたが突如離婚。

いまは金持ちのインテリ男性とアツアツ。

それでいいのだ!

ある女性:いつまでも子供が出来ず、また欲しいとも思っていなかったが、

最近人工授精を考えるまでになった。

吉報を待っています!

ある女性:精神不安定で自殺まで考えた時期があったが、

ブログに出会い前向きに生きられるようになった。

そうだアンタは強い!

ある女性:エアロビクス好きが高じてついにインストラクターとして独立。

あまりの収入の低さにまた別の職業の資格を勉強中。

アンタはエライ!

ある男性:50を過ぎてエアロビクスを始めるも、日に日に酒量が増えアル中に。

アンタはアホだ!





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2011年4月22日金曜日

番外

・・・・・・・っということで、長屋の源さんっちで、

二人で酒を飲み交わしている場面。

「おう、源さんよぉお、オレかなり酔っ払っちまったようだぜ。」

「なんだ、八っつぁん、だらしねぇ~なぁ若いのに。」

「なぁ~~んか最近、酒の回りが早いんだよなぁ。」

「そうかぁ?わしは逆に、

 いつもより麦酒を飲み過ぎてしまうんだなぁ。

 飲んでも飲んでも、まだまだ飲み足らねえってぇ気分になるんだ。」

二人同時に:「なぁ~んでなんだろうなぁ~~~?」

・・・・・・

八っつぁん:「最近、バカバカしい話ばかりしているよなぁ~~俺たちって。」

源さん:「そうだよなぁ~、このぶろぐは品を保っていたのに、

 八っつぁんが登場した途端に下品になっちまったものなぁ~」

「その言いぐさひでぇ~じゃねぇかぃ?
 
 源さんはいつも上品ぶっているけど、本質はスケベっ!

 ど・す・け・べっ!!」

「おめぇ~に言われたくねぇな、おめぇ~に。

 この4年間せっかく築いた上品なイメージを挽回するのはてぇへんなんだぜ。」

・・・・・・

八っつぁん:「それにしても、今回の【みちのく大震災】はてえへんだったなぁ」

源さん:「まあ、いろいろな感じ方はあるかと思うが、

 可哀想なのは、若い人たちが沢山亡くなったことだなぁ。」

八っつぁん:「おれたちみたいな馬鹿なやつが生き残っていていいんだろうか

・・・って思っちまうんだよなぁ。」

源さん:「そうだなぁ」

八っつぁん:「少なくとも、恋愛とか、せっくすとか、子供を持つ喜びとか

 ・・・そういうものを知らずに死んでいったって思うと、胸がつまるよなぁ」

源さん:「まったくそうだよなぁ~~

 それも大事だけれど、

 エアロビクスとか、

 ヒップホップとか、

 ステップとか、

 そんな楽しみが世の中にあることさえ知らずに死んでいった、

 若い人たち・・・。

 自分の怠惰な生活で溜め込んだ脂肪を燃焼するために、

 【無限軌道】=【らんにんぐましーん】で四苦八苦するアホらしさ、

 エアロヤクザなんて、次元の低いことでイライラするなんて、

 そんなくだらねぇ~~ことさえも経験せずに死んでいった、

 若い人たち・・・。」

八っつぁん:「飲まずにいられねぇ~よな。」

源さん:「そうだなぁ~、飲まずにいられねぇ~よな。」

・・・・・・



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