2007年3月30日金曜日

経営問題(その8)

........っで、今朝の朝刊を見てビックリ。
出てましたよ、我がフィットネスクラブの折り込み広告。
ここで書いたから出たって訳ではないのは当然だが、少しは広告のことを考えているのだとわかって、一安心。
4月になって、気分一新ゼロからの再出発としてがんばって欲しい。
これが最後のチャンスだからね。

さて、広告の中身だが、モデルを一新して若い女性を前面に出している。
私の指摘したことは分かっているのね。ヨシヨシ。
デザインインパクトもマアマア良い。

前面に押し出しているのは、痩せるためには筋肉を付けろということだ。
その理論は確かに、正しい。
リバウンドせずに痩せた状態を維持するためには、新陳代謝の良い筋肉を作ることが必要だ。
エラソーに言っているが、私の実感だ。
私の場合は、それプラス、ビールを飲まなければ....っという、条件が付くが。

........っで、広告内容を注意して見てみると、サンドバッグを女性が打っている写真が出ている。
こりゃ嘘だ。そんなもん、このクラブにありゃしない。
嘘はイカン。ウソは。

全体的にはよく出来ているが、私の指摘した広告戦略が明快に出ていない。
まだ経営者は分かっていないことが露呈された。
即ち、差別化だ。

他とは違うのは何なのだという点が見えない。(せっかく持っているのに。)
今通っているクラブからこちらのクラブにクラ替えしようっという気にさせる、アピール度が足りない。

今日の広告の重点は、丁寧な個人メニューをつくるというソフト面だ。
悪くはないが、そんなものどこのクラブでも言うことは出来る。(やっていなくてもだ。)

やはり、このフィットネスクラブのハード面の強みをアピールすべきだ

ハード面とは。
1)施設が新しい。⇒まだ出来てから5ヶ月だ。 
 実はこのクラブの建物は、オフィスビルまるごと改修したものだ。
 わざわざ、旧ナントカビルと謳っている。
 バカだな~。つくづくバカだな~。
 そんな古いビルの名前なんぞ書いて何の役に立つっていうんだ。
 見かけは全く新築ビルなのだから、そう勘違いさせたままでいいではないか。
2)スタジオには酸素発生装置が付いている。⇒こんな装置が付いているクラブはザラにないはずだ。   
 ボコボコ泡が立っていて、なんか効果があるような気がしてくるから不思議だ。
 尤も、やっている方からすれば、あまり影響を実感しないが。
 でも、この装置には金がかかっているはずだ。アピールしない手はない。
3)ホットスタジオがある。⇒チョッとずれているかも知れないが、一時期ホットヨガは流行ったはずだ。
 この維持費も大変なはずだ。
 しかし、不思議なことに広告のどこを見てもこのことが触れられていない。何を考えとるんジャ?
4)プールの水がきれい⇒塩素を使っておらんということだそうだ。本当に透明度が高い。
 広告にはチョッと触れているが。
5)あと、細かいことだが:
・浴室の床のタイルは直ぐ乾くタイプだ。施工上のミスで、排水傾斜が悪く水が溜まっているところはあるが、シャワーブースの床は直ぐ乾く。
・シャワーブース自体も広い。蛇口も一定時間で止まるタイプだが、直ぐに止まることがない。
・ヘアドライヤーもイオンタイプだ。
・トイレはウォシュレットで本当に気持ちが良い。
・ボディビルダー用だが、筋肉を冷やす氷のパッケージも用意されている。
・サウナで使うお尻の下に敷くタオルも無料で完備だ。

全体的にリッチ層を狙って作っているので、安物な作りはしていない。

どうです?チョッと挙げただけでも、直ぐ近くのオンボロクラブに比べ、どれだけのアドバンテージを持っているか。
......to be continued.

2007年3月28日水曜日

経営問題(その7)

処方箋の続き。
2)広告をすること
私の経験からして、会員を集めるのに最大の効果を発揮するのが広告である。
最初に広告ありきである。一に広告、二に広告......十に広告である。
私から見て、このフィットネスクラブは広告が下手である。
下手なうえに、広告の絶対的回数が少ない。
要するにボクシングをしていて手数が少なすぎるのである。
少なくとも毎週、新聞折り込み広告を打つべきだ。
今は、クチコミも非常に大切だが、それを期待するには実績を付けることが先決だ。

今やっているのは、ホームページに飽きもせず入会金ゼロキャンペーンをしているだけだ。
このホームページも下手な作りなのだが、外部から見に来るより会員の方が閲覧率が高いはずだ。
自分のクラブが安売りキャンペーンを続けているのを見て、良い気がするだろうか。
即刻安売りキャンペーンを停止し、きちんとした料金体系に戻したもので広告を展開すべきだ。

イメージ戦略も下手だ。
即刻いまの歳取った爺さんやら、どこの国か分からない女性のモデルを、健康的な若い女性に代えるべきだ。

3)ターゲットの明確化
新たな客層を開拓しようなどという戦略は捨てるべきだ。
ライバルから客を奪うという戦略に切り替えるべきだ。
フィットネスに興味があり、会費を払おうっていう人間は、既にどこかのクラブに属しているものだ。

当面のライバルは、二つ。
一つは、私が以前通っていた4,000人の会員を擁するAフィットネスクラブ
もう一つは、古参のBフィットネスクラブだ。

実を言うと、4年前にAクラブがオープンしたとき、BクラブからゴッソリとAクラブに会員が移動したのだ。
Aクラブはなかなか手ごわい強力なライバルだ。ここから会員を引き抜くには相当高度な作戦が必要だ。(私が移ってきたのだから、不可能ではない。)

今はBクラブをターゲットすべきだ。
多分、Bクラブはここがオープンすると聞いて戦々恐々としていたに違いない。
だが今では、ここより広告の手数が多い。
Bクラブにさえ、ナメられている

Bクラブの弱点の分析は簡単だ。
まず、施設が古い。(もうこれは悲惨だ。)
そしてキタナイ。(これは致命的なはずだ。)
ガキ向けのスイミングスクールを行っている。(ジョンベンプールだ。)
生意気にも、強気の料金設定を維持している。(ここと殆ど同じだ。)

だが、Bクラブが今もって健闘しているのはナゼか。
もう10年以上(20年以上かも)も地元に根を下ろしており、かなりの会員が住人化しているはずだ。
要するにクラブの経営者やスタッフとの人間関係が出来上がっているのだ。
そして、若干だがこのクラブより、駅に近い。
地理的な優位を取り崩すのは物理的には不可能だ。
既に触れたが、広告の手数が多く、広告イメージ戦略が上手い。

チョッと分析しただけで、やらなくてはならないことは分かるだろう。.........to be continued.

2007年3月27日火曜日

経営問題(その6)

以上の経過を見て気が付くことがあるはずだ。
高級イメージ戦略でスタートしたのに、安売りキャンペーンを続けたことだ。
安売りで一時的に会員は増えることは、一種の麻薬だ。
麻薬を使い続けると、いつかは効かなくなる。
一時の夢を忘れることが出来ずに、さらに強い麻薬を使いたくなるものだ。

これは会員を増やすこととは全く逆の効果を生む。ナゼか?

1)リッチ層(最初に高い入会金を払った会員)を失う。
そりゃ当然だろう。入会金ゼロキャンペーンについては、一度か二度なら理解を得られる。それが、常態になると、ナンだいつだって入れるジャンということになる。
入会金を払った人はバカだ......っとなる。
彼らは一応リッチな層なので、高級イメージ戦略上、一番大事にしなければならない顧客だ。

2)プアー層(学生などのカツカツ会員)も失う。
いつも入会金ゼロなら、チョッとつまみ食いして様子を見て、いつでも辞めたっていいやと思う。
だから、キャンペーン中に入会した会員の歩留まりは悪いはずだ。
そんなこと最初から分かるはずだ。

3)常連(メイン会員)も失う
私なんかそうだが、長く付き合おうと思っている会員は、何とかこのクラブを盛り立ててやろうと思っているはずだ。
しかし、(あえて言うが)質の悪い会員が増えるのは誠に迷惑なことだ。
やはり自分のクラブには高級イメージを持ち続けて欲しいと思うのは当然だ。
2ヶ月1万円で入ってくるような輩と同じレベルで扱われるのは、実に不愉快だ。
2ヶ月経ったら、即辞めていくのは目に見えている。
こんな経営方針のクラブに見切りをつけて、元のクラブに戻ろうかと本気で考える。
お気付きの通り、下降パイラルに陥っている。

では、ここから上昇スパイラルに転換する処方箋はあるのか?

あります。
簡単なことです。私が以下に処方箋を進ぜよう。

1)インストラクターを大事にすること。
先ず会員を大事にすることが来ると思うだろうが、何が何でもインストラクターだ。
今は、会員数を増やすことより、会員の定着率を高める努力をするべきだ。
私の経験によっても、会員はクラブよりインストラクターに付くものだ
私が前のクラブを辞め難かったのは、何人か気に入ったインストラクターと別れるのが辛かったからだ。

カミサンの知り合いでも、夫婦で通っていたクラブから今のクラブにクラ替えするとき、奥さんの方は近くに新しいクラブが出来たのだから、当然一緒に変わるものと思っていたダンナが、どうしてもお気に入りのインストラクターが前のクラブにいるので辞めたくないという。
結局、奥さん一人がクラ替えしただけで、ダンナはいまも不便な元のクラブに通い続けている。

インストラクターの人気ってそんなものです。
前にも書いたが、インストラクターの追っかけは、そのインストラクター目当てで、複数のクラブの会員になっているなんてことはザラだ。

これも前に書いたが、インストラクター同士のネットワークは強力だ。
自分が休んだときの代行を頼まなくてはならないのが基本にあるからだ。
当然、彼らの仲間内での情報交換は素早い。
あるクラブで受けた仕打ちを根に持つと、クチコミであっという間に悪いウワサとして広まる。
彼らの中だけで広まるのは良いとしても、彼らの言動は必ず会員に敏感に伝わる。
そうなると、今度は会員のネットワークの中で特定のクラブの悪評判が広まる。今は、インターネットや携帯で、それこそ瞬時にだ。
一度広まった評価を挽回するには、大変なエネルギーを必要とする。もうクラブの生死を決定するくらいだ。
実を言うと、2チャンネルで、「インストラクターの間でこのクラブは人気がない」という書き込みを目撃している。

既にかなり手遅れかもしれない。
何も、インストラクターに甘い顔をしろといっているのではない。
だが、根に持たせたままクビを切っても大丈夫なのは、もう少しこのフィットネスクラブがメジャーになってからだ。
今は、クラブ側がインストラクターに歩み寄って、このクラブの窮状をリカバリーするにはどうすればよいかフランクに相談すればよい。
彼らもアイデアを出してくれるだろう。
レッスン中にそれとなく、会員にお友達を連れてきてくださいってなことを伝えてくれるはずだ。
自分も、レッスンを面白くしようとして頑張ってくれるはずだ。
これはクラブ側にとって好ましい相乗効果を生む。

なにしろ、このフィットネスクラブ自体、全体的に元気がない。ますます陰気になっていく。
対応策をとるのは今ですぞ。........to be continued.

2007年3月26日月曜日

経営問題(その5)

彼によるとこのクラブの会員数は1,000人だというのだ。
実際の会員番号は1,400人を超えているはずなのに、1,000人はないだろうと一瞬思ったのだが、退会者の数を入れるとやはり彼の言う数字が正しいのかもしれない。
彼なりに経営問題を考えているのだ。
そこで、1,500人居ればクラブの経営は成り立つって聞いたがと水を向けると、他のクラブでは比較にならないほど少ないという。
ちなみに、私の通っていた以前のクラブの話を出すと、あああそこは4,000人の会員を持っているとのこと。
へぇ~4,0000人だ!!
どうりで、私とカミサンが退会するときに引き止めなかった訳だ。

彼の態度を見る限り、このクラブの未来は無いって言っているようだ。
だが、だがダヨ、こういうクラブの方がジイサンにとって面白い話題を提供してくれる。

さーて、このクラブが辿ってきた軌跡をもう一度おさらいしてみよう。
1)去年の11月に高級フィットネスクラブとしてオープン。(高級なイメージを与えるらしいここの地名を戴いてだ。)
会費の設定は高めだ。
それなりに設備はこだわりを感じさせる内容だ。
2)だが、高い会費の設定のためか、入会者が極端に少ない。
3)急遽、やや安いスタンダード会員クラスを設定して、尚且つ入会費ゼロのキャンペーンを張った。(このときに私が入会したのは、すでに述べた通り。)
4)これでも会員数が足りないので、次にやったのが、入会金ゼロ+1ヶ月はタダのキャンペーン。(これで入会者数が一気に増え、一安心となった次第。これもすでに述べた通り。)
5)これに気をよくして、何回も同じキャンペーンを繰り返した。(私に言わせれば、ここから間違った。)
6)とりあえず1,500名の最低経営可能数を確保したところで、キャンペーンを止めた。
7)だが、そこで途端に入会者がピタッと止まった。
8)増えるどころか、今度はどんどん退会者数が増えた。
9)しばらく我慢したが、耐えられなくなってもう一度4)と同じキャンペーンを張った。それもインターネット上でだ。
さらに、プログラムの(私に言わせれば)改悪を断行した。

以上が、オープン以来半年の経過だ。
皆さん、今後これで上手くいくと思いますか?
では、どこが間違っていたでしょう?
........to be continued.

2007年3月25日日曜日

経営問題(その4)

有名人シリーズは私の知識と興味が乏しすぎるので、某脚本家をやり玉に挙げただけで、ひとまず終了。風呂場の人々シリーズは間もなく再開。

さて、経営問題をもう一度考えさせる事態が、我がクラブで起きている。
4月に入り、プログラムをいじったのだ。
いじるのは悪くないが、インストラクターに不満の残るいじり方が問題なのだ。

ここでもまたマーフィーの法則が働いて、私が一番気に入っている土曜のプログラムが削除されたのだ。
なぜか、私が気に入るクラスは消滅の憂き目に会うことが多い。

理由は簡単、生徒の数が少ないからだ。
経営者としては、生徒数=人気という公式を当てはめるのだ。
これはマチガイない公式で、誰も反論できない。もちろんインストラクターもだ。
だが、このクラブに限って言えば、前にも指摘したとおり、生徒の数が少ないのは、クラブ側も大いに責任がある。

来月なくなるそのクラスは、私のお気に入りのインストラクターが受け持っているベーシックジョグとウォークだ。
一番、まじめにレッスンシークェンスを考えてくるし、動きもちょっと上の要素も取り入れたりして、飽きさせない。
多分、彼女は去年デビューしたばかりだから、切りやすかったのだろう。
本人に聞くと、自分からの都合ではなく、クラブ側の都合で切られるとのこと。
当たり前だが、不満を持っているはずだ。
昨日が最後から2番目のレッスンだったが、10名の生徒が参加していた。
10名っていうと、他のクラブから見れば少なすぎて、それは当然と思われるかもしれないが、このクラブでは堂々たる数字だ。
午前のヨガクラスでは、3名の参加者だった。今日のジョグクラスでは4名だ。
他にもかなりのプログラムが変更になっているので、私のお気に入りだけ狙い撃ちされた訳ではない。

なくなる中には私の嫌いな海坊主のステップクラスもあるし、これも好きでない理屈の多い男性インストラクターのクラスも含まれている。

一昨日、最後の記念に普段は出ない理屈の多いインストラクターのクラスに出て、彼の感想をインタビューしてみた。
曰く、このクラブはブラックリストなんだよね....っと。
ブラックリストって何なのだ?
彼に言わせると、13(数字は定かでないないが)ある同系列のクラブで、最下位の成績だと。
彼は私の観察に違わず、典型的な男性インストラクターの特徴を持つ。即ち、必要以上にマッチョだ。
しかも彼は、ベテランだ。
彼としては、ナゼ自分が切られなくてはならないのだ?......っという不条理感を強く持っているはずだ。
案の定、不満が丸見えだ。

さすがに私の誘導尋問に、警戒感を持ったのか、その後のクラスでは本音を漏らさなかった。
でも、なんでオレが??っという感情は隠せない。......to be continued.

2007年3月24日土曜日

有名人(その4)

誰でも有名人になりたいという願望は心の片隅に持っていると思うが、有名人になるになったでそれなりに大変だ。
要するに、プライバシーが極端に制限される。
彼の家にはちゃんと彼の名前の表札がかかっているので、見当をつけてきた人は簡単に彼の家を探し当てることが出来る。
時々、家の前で記念写真をとっている人たちを見かける。
正直に言えば家の外見はパッとしない造りで、何も映画になるほどのものではない。

出勤時は背広姿が多い。平凡な顔つきだからかえって目立たないのだろう。
逆に奥さんは、サングラスをかけて帽子を深々と被っているので、逆に目立つ。

ここまで書いてくると、私生活上の彼はごくフツーと思われるかもしれないが、かなり変なヤツであることは間違いない。

いちどウチの孫娘が夕方近くに、走って家に逃げ帰ったことがある。
何事かと聞くと、道の曲がり角に変な男が立っており、縦笛(リコーダー)をピーヒョロ吹いているというのだ。
あれの練習はフツー、家の中でやるものだし、外で吹くのなら鼓笛隊と一緒であるべきだ。
それが薄暗い公道の曲がり角に立って、一人で吹いていれば誰が見たって異常だ。
子供はみな怖がる。大人だってもだ。
そう、誰かと思えば、アイツなのだ。
一方では目立とうとしないように努めているくせに、全く矛盾する行為じゃないかコレハ。
有名人が近くに住んでいようが一向に構わんが、こういうことは絶対に許せん。
有名人だったら許せるッチューもんではないぞ。

まあ、それっきりだったので、いまのところ勘弁してやっているがのぅ。

2007年3月23日金曜日

有名人(その3)

......で、フィットネスクラブからは脱線するが、その某脚本家のヒュ-マンウォッチングを暫く続けることにする。

彼は超有名だ。今もテレビのコマーシャルに出て、変な動きをしている。
バラエティー番組に出演しているところも何回か見た。
まじめそうな顔をして予想外の面白いことを言うので、TV向きのキャラクターとして人気なのだろう。
彼はいつも場の空気を観察している。
人から何か聞かれたら、面白いことを返事しなくてはならないといつも考えている。彼もそう告白したので、その通りなのだ。
これは、彼を分析する上で、大変重要なポイントだ。

日常の何気ないことも彼の筆にかかれば、興味津々のヒューマンドラマに変身だ。
それは見事というしかない。

例えば、新聞に連載している(その新聞を購読していないので、今は連載していないかも知れないが)エッセイの内容は、朝散歩してコンビにに立ち寄ってお弁当を買い、近くの本屋で立ち読みして帰った程度だ。
犬を飼っていて、その犬の顔が不細工だというようなこと。(彼と、カミサン、そしてお手伝いさん?がその犬を散歩させているのをよく見かけるが、本当に不細工な顔の犬だ。) だが、ウチの子供もそのエッセイを読んだだけで、その犬の名を覚えるくらい親近感を持ってしまう。

当然、本業である演劇の内容も、日常の観察の積み重で成り立っているに違いない。(....っというのも一度も見たこと無いので、知りません。)
こちらの地域に引っ越してきたときも、家を新築した話で作品を一本モノにしている。

何をしても、タダでは済まさず、商売にしてしまう。
さすが、プロだ。
こっちとら、同じ日常生活をしていても、その中からは一銭も生み出されない。
彼のように常に観察していないからだ。
彼の場合は、真剣だ。日常の中に生活がかかっている。

せっかく彼が近くに住んでいるので、義務として一冊だけ彼の書いた本を買った。(それも古本だが。)
その本の中に、彼の女性友達が彼のことを評して「草食動物」だと言ったことが書かれていた。
遠くから、あるいは人々の中で他人のすることに耳をそばだてて観察し、自分に危険が及ぶようになったらサッと逃げてしまうさまが草食動物だと。
上手い人物評だ。(私からすれば、ハイエナか、ハゲタカのような肉食性も垣間見ることも出来るのだが。)

ブログも日常生活の何でもないことを書くのが基本だ。
ここではフィットネスクラブに限ってはいるが、基本的には彼と同じ行為だ。
一方は金を稼ぎ出し、一方は誰も読んでさえもくれない。

結論は明白で、才能の違いだと分かっているが、もう少しこの話題を続けたい。

日常のことをダラダラ日記風に書くのは誰でも出来るし、そのうちこのブログもそうなるかも知れない。
だが、自分としてはもう少し(上手くいえないが)本質的なものを書こうと心がけている。 ........to be continued.

2007年3月22日木曜日

有名人(その2)

乏しい芸能界の知識なので、(その2)で既にネタが尽きてきた。
噂に聞いただけだが、元女子フィギュアスケートの某がエアロビに出てきて、前に陣取り不評をかっているとのこと。私は有名人だとの主張が強すぎて、嫌われているらしい。
女性同士の話しだから、よく分からん。

時たまセクシーな感じの女性会員を見かけることがあるが、ドーモ玄人らしいことが感じられる。
これも噂だが、AVに出演している女優(彼女らのことを女優というのかな?)も通ってきているらしい。
男優もいるらしいが、そっちの方は全く興味ない。

そういうことで、ウワサの話ばっかりで、ツマランと思われるだろうが、こればかりはショーガナイ。

その中でも私が確実に知っている有名人が一人いる。
この話題で暫く続けることが出来るだろう。
その有名人は、まあ現在進行形で旬の人物だ。
芸能人ではないが、まるで芸能人のようなキャラクターを持っている。
職業は、何と言うか劇の脚本家というか、シナリオライターというか、最近は映画監督まで触手を伸ばしている。
ここまで書くと、勘の良い人はアー黒縁メガネをかけた背の低い(っと思われがちだが、170cm以上あることを後で知った。)、彼のことだと分かるだろう。
そー、彼です。

実を言うと彼にはフィットネスクラブでは出会ったことが無い。
しかし、散歩中とか出勤中とかの彼にはしょっちゅう出会う。
いちど挨拶したことがあるが、アッ!ドーモというちょっとぎこちない反応をされた。
アー、知らない人から声をかけられるのは、迷惑だと思っているらしいことは分かる。
こちらも分別ある爺さんを気取っているので、その後は声を掛けないことにしている。

何で、彼が会員と分かったかというと、某新聞に自分の生活をダラダラ書くコラムを持っていて、その中でフィットネスクラブに入会した経緯が書かれていたからだ。
すぐ、私と同じフィットネスクラブだとピンときたので、クラブの端末を操作して彼の名前を発見した.....っという訳。

まだ会員なのかどうかは定かではないが、彼の書いた文章からスイミングプール専門らしい。
どこのクラブも同じと思うが、立派なプールを持っているのに、泳ぐ人は本当にまばらだ。
私もご多分に漏れず、プールの利用は極端に少ない。
クラブ側にとってプールの維持費は相当かかると思われる。
会費もこの維持費が大部分を占めているはずだから、使わないのは本当にMOTTAINAI。

話が脱線したので、元に戻すが.......オット、ここで時間切れ。

2007年3月21日水曜日

有名人

前にも書いたが、ここは結構な高級住宅街だ。(ただし私ん家を除くという但し書き付だが。)
だから、有名人も多い。
当然、このフィットネスクラブに入会している有名人も多い(ハズ)だ。
「ハズ」っという言葉を使わなければならないのは、私が芸能界に疎いからだ。
ゴメンナサイ。このことで期待していた貴方の好奇心を裏切ってしまい。
たぶん、この題材だけで、何ヶ月も繋げることは可能なハズだ。申し訳ないが、私はホントーに芸能界には疎いのだ。

例えば、だいぶ前だが、ある有名人と同じレストランで昼食をとったことがある。
カミサンがほらあそこに「.....」が居るわよっ!!....っという指摘がなければ、私はゼーンゼン気が付かずに終わっていた。
その有名人とは、魚の名前が付いたタレントだ。
今は別れた、とある有名女優の奥さんと息子が、隣の席でランチをとっている場面だ。
息子は、ウルトラマンの人形を握りながら遊んでいたが、夫婦については傍目にも決して良い関係とは見えなかった。
カミサンが偉そーなのだ。魚の名前が付いたタレントは、傍目にも奥さんの機嫌をとっているように見えた。

案の定、まもなく二人が別れたというニュースが芸能界の紙面を賑わした。
芸能界に関心のない私も、当然だろうな....っという反応しか示しようがない。
どう考えてもあのカップルはミスマッチだ!
芸能人といっても同じ人間だ。爺さんにはお見通しだ。

その他、近くには有名人が多く住んでいる。(ハズだ。)
これも大分昔の話だが、とある音楽グループのリーダーと同じバンドのヴォーカルの女性と結婚したカップルを公園で見かけた事がある。
要するに公園デビューだ。
ウチの子供と仲良く遊んでいた。
だが、別にドーってこともない。いくら彼らがメジャーなタレントだろうが、私は芸能界には全く疎いのだ。

さーて、フィットネスクラブに通っている有名人だ。
マーッタク知識のない私でもある程度の有名人に会うことがある。

その中の一人で、浅漬けのもとで有名な(?)外人の血が混じるタレントと同じジャグジーに浸かったことがある。
ここまで書いていると、横からカミサンがこの書いている最中の文章を覗き、いろいろチャチャを入れてくる。 無視無視。

エーっと。私はそのとき、その人が日本語ペラペラとは思わず、単なる外人だと思って声をかけようとした。だが、何だか変だ。フィットネスクラブのスタッフがガードしているような雰囲気だ。

後でカミサンから、ほらあの有名な浅漬けのもとのタレントだと知らされた。
まだ分からないが、そのタレントは兄弟らしく、一人はサッカーに強いらしいとまでは分かったが、どちらがどちらか今もって分からない。

2007年3月19日月曜日

Thank you for返信

.......っで、涙ぐましいPR活動をした甲斐あって返信が2通来た。
どこの誰かも分からん変なジイサンに、見知らぬ人から返事が来た。
有難う。Thank you.

........っで、どんなPR活動したかって?
フィットネスクラブ/インストラクター/ブログ......っと検索をかけ、ダイレクトメールを送りまくった......っという訳。
受け取った人、大変ご迷惑をお掛けしました。ゴメンナサイ。(適当な顔文字挿入)
2人とも好意的な内容。なかなかリアルな内容で面白いと。
リアルで面白い。ウ~ンこれこそ私の作文の目指すところ。

..........っで、昨日取り付けたカウンター。
今日で、8人。そのうち私が昨日と今日覗いたので、実質6名もの多数の来場者。
ジーン。有難う。ありがとう。(適当な顔文字挿入)

いままで闇に向かって吠えていたような気分がしていたのに.........。アリガトー。
あっ....と、会社の休み時間を過ぎてしまった!

2007年3月18日日曜日

ブログのお勉強

アクセス数(トラフィックというのかな?)が分からんと前回書いたが、カウンターを置くことができるということがようやく分かった。
無料のブログツールというのがあって、それをページに貼り付けることが出来るのだ!!
何でこんなこと知らんかったのか?
爺さんにはちょっと難しかった。(ワシはNinja Toolっていうところで見つけた。参考まで⇒http://www.ninja.co.jp

......っで、貼り付けました。

前にも書いたとおり、このブログは単なる暇つぶしで書いておるが、誰も読んでくれていないかも知れんというのは、チト寂しい。いいやトーッテモ寂しい。
まあ、ブログを書いた経験がある人は同じ気持ちを持つじゃろう。

どうやったら多くの人に読んでもらえるのか?
ワカラン。正直言って分からん。
正論としては、面白いことを書けば増えるのだろうが、口コミになるほどの文章が書けると思わん。(ちょっと弱気)

一応カウンターは取り付けたが、いつまでも増えなかったら落ち込むだろうな。そうなる確率は非常に高い。(かなり弱気)

自分では面白いこと書いているつもりなのに、ぜんぜんウケないのはミジメだな。(完全に弱気)

だが、どうやって自分の心の中で折り合いをつけるかは分かっておる。(だてに年は食っておらん。)

これは日記だと自分に納得させるに違いない。日記なら自分向けの記録だから、誰にも読まれなくたってダイジョーブ。
でも、ブログって公開日記なんだよね。
読まれたい日記という、相矛盾する複雑な心理が働いちょるのね。

2007年3月16日金曜日

番外

チョーットここで、一休み。
このブログっていうものを書き始めて1ヶ月チョッとが経つのだが、多分ブログを書く誰にでも訪れるときが私にも来た。
このブログって、他人に読まれているのだろうか?....っという疑問。
........................

じゃ、何でお前は書いているのか....っていうツッコミもあるだろう。

正直に言おう。会社がヒマだったからだ。
ある事情があって、一定期間仕事が出来ない状況にあったのだ。
その期間も終わり、そろそろ現役に戻らにゃならん。
要するに暇つぶしで書いていたのだ。
何を書こうかっと考えたとき、今通っているフィットネスクラブが一番ネタが多かったからだ。
まだまだネタは山ほどあるが、今までのように殆ど毎日更新など出来なくなる。(サボるクセが付いて、やり続けるかも?)

まあ、自分で言うのもナンだが、このブログは結構面白い。(はずだ。)
面白いと同時に、タメになる。(はずだ。)
何のタメになるのだ.....っていうツッコミもあるだろう。

まず、フィットネスクラブ経営者にとって有意義な提案が山盛りだ。
会員からの視点が非常に分かりやすく記載されている。
経営者にとって、このヒントは役立つはずだ。
行間に込められているヒントを読み取り、役立てられない経営者は無能だ。(と言い切ってよい。)

次に、インストラクターにとっても有意義だ。(なはずだ。)
会員が彼ら(彼女ら)をどう見ているか。
プログラムの参考になること請け合いだ。

そして、会員にとっても有意義だ。
私が書いたことの大部分は、他の会員も同意されるはずだ。
要するに、言いたいことを代弁している。

..........っということで、暫くお休みして、その代わりこのブログのプロモーション活動をしてみようと思う。
要するに、より多くの人に読んでもらうにはどうすれば良いか。
やり方は全く分からないが、チョッとチャレンジしてみる。

2007年3月15日木曜日

風呂場の人々(2)

2)ウォーターハザード回避作戦
まずフィットネスクラブに通っていて閉口させられたのが、ビショビショのままロッカールームの床を平気で歩き回るヤツ。
靴下を履いてさあトレーニングルームへ行こうとして、ビチャっと踏んだあの感覚。
靴下を履いてさあ家に帰ろうとして、ビチャっと踏んだあの感覚。
浴室に行く前の裸足のときは何とか耐えられるが、靴下を履いたままで水を踏む気持ちの悪さといったら.......分かりますよね?

床を水で濡らすことに鈍感なヤツラは、自分の靴下が濡れても平気なのだろうか?
イヤ、違うはずだ。
誰でも嫌なものは嫌なはずだ。
では、何故そのことに気付かないのだろうか?
多分、やられたからやり返すという心理なのだろう。
皆が濡らしているのだから、仕返ししてやろうという魂胆だ。

イヤ.......違うな。本当に気付かないのだ。
いままでの人生で、一度も注意されたことがないのだ。
他人に迷惑をかけることなど、一度も念頭に置いたことなどないのだ。
一生のうちで、他人の迷惑など考えた経験が皆無なのだ。
迷惑という概念そのものがないのだ。
そう考えるしか説明が付かない。恐るべき事実だ。ホントーに恐ろしいことだ

風呂から上がり、体を拭かずに公共の床を歩き回ることから生ずる結果に対して、全く無頓着なままの人種がこの世の中に多数存在するという事実。
こういう人種を更正させることは出来るだろうか?
結論から言えば、出来ない。絶対に出来ない。
なぜなら、彼らは子供じゃないのだ。
立派な(イヤ立派じゃない)大人なのだ。
大人であるどころか、分別があるとされる老人も含まれるのだ。
50歳から老人と仮に定義すれば、50年以上もこんな簡単な道徳さえも身につけることが出来なかった人種だ。
いまさら注意したくらいで、更正するはずがないことは明白だ
たとえ注意したとして、そして幸運にも相手が謝ったとしても、絶対に直そうとするはずがない。要するに蛙の面にションベンだ。
運悪く相手が屈強の若者だったら、逆襲されるのは目に見えている。要するにギャクギレだ。

そうして私は自己防衛策をとることになる。
フィットネスクラブに通い始めて間もなく、私は自分のゴムぞうりを持参することにした。
こうすれば、濡れた床など気にせずに済む。
ただし、これでも万全ではない。靴下を履いて、トレーニングに行くときだけは草履を履くわけには行かない。

今日も片手にシューズを持ち、中腰になりながらジグザグに歩く私が目撃されるはずだ。

2007年3月14日水曜日

風呂場の人々(1)

フィットネスクラブに通っている人で、風呂場のマナーを見るにつけ、日本人に対して軽蔑の感情を抱くに至った人は多いはずだ。
もう暗澹たる気持ちになる。
こうまで、日本人のマナーは地に落ちたのか!!
他人に対する配慮など、ひとかけらも持ち合わせていない人が何と多いことか。
その例を挙げていったらキリがない。(まあ挙げてみるけど。)
もう日本の未来はないと言い切っても良い。(やや誇張だが。)
もう救いようがない。(救おうなんとは思ってないが。)

じゃあ、最初からいきますよ。
1)ロッカーにおけるマーフィーの法則
ロッカーが混んでるときはショウガナイが、なるべく隣り合わないようなロッカーを確保しますよね。
空いていたら、自分のロッカーの両側を空けておきますわな。
そりゃ、狭いスペースで隣り合って同時に着替えるのはイヤだからですよね。
ところが、どんなに他が空いていようが、必ず自分のロッカーの隣に入れるんですね。
どーしてなの???? 
この前なんか、そのコーナー(30箇所くらいあるかな)の全てが空いているのに、わざわざ、ワザワザですよ、オレのすぐ隣のロッカーに入れるんですね。

そして、必ず着替えのタイミングがピッタリ合う。
トレーニング中や、風呂に入っているときでなく、着替えるときだけ居るんですねソイツは。
広々したスペースがあるのに、何で片隅でくっつきあって着替えニャならんの?え~っ?

いま通っているジムは、カードを使わず暗証番号でロックする方式だから、こっちも知恵をつけて、自分のロッカーの両側にカギをかけてしまい、キーは自分のロッカーの中に入れるんですね。
こうすりゃ、どんなアホも私の隣に入れられない。
ザマー見ろ.........っと思っていたら。この前帰ってきてビックリしましたな。
私の直ぐ下のロッカーを使っているんですね。
今度は、両側と下も全てカギをかけなければならんのか?

2007年3月13日火曜日

中休み


......っというわけで、1週間ほど海外旅行に出かけていたので、フィットネスもその間お休み。

海外に出ると食事が不規則になりますな。

特に機内食。

今回は、短期間に3カ国を回ったので、ホテルで朝食、機内でまた朝食と昼食。他の航空機に乗り換えまた昼食ってな具合で、昼の1時までにもう4回も食事を取る羽目に。

だけども、海外旅行中はいつ次の食事にありつけるか分からないので、無理しても食べることにしています。それに、普段とは違いかなり体力使いますからね。

夜になれば、中華や脂っこい現地の食事。日本よりずっと安いので、ビールをガンガン飲み前後不覚になってベッドに倒れこむ.......っという、パターンが1週間続きます。

ホテルにプールやジムが付属するのは当たり前で、運動したいのはヤマヤマだが、運動すれば即洗濯物が溜まる。なるべく荷物を軽くするために最小限しか持ち歩けないのに、トレーニングウェアや、シューズ、さらに洗濯物までとなると、諦めざるを得ない。ホテルのランドリーに出せばいいって?

悲しいかな、こっちとら時間もカネもないときている。


.........っで、帰ってきましたよ。

恐る恐る体重計に乗ったら、ほとんど増えていない。少しは増えたが、あの怠惰な食生活を考えると不思議でたまらない。

今回は、東南アジアで気温が33度Cから35度Cだったので、予想外に消費カロリーが大きかったのかな?

日ごろ鍛えた腹筋がものをいったのかな? ナーンチャッテ


早速、エアロビクス(ベーシックウォークとこのクラブでは呼んでいる)に出た。

急に負荷をかけると体に悪いと思ってチンタラやったが、インストラクターさんスミマセンでした。

そのインストラクターのクラスは2週間ぶりだったが、何てことなく付いて行けた。

12名ほど出ていたが、たまたまかも知れないが、みんな下手。(私以外は)

インストラクターも当初考えていたパターンは無理と判断したらしく、途中で極々単純なバリエーションの繰り返しのみに切り替えた。

ベーシックってスタートの上のクラスなのに、何でこうも下手なの?........ってえのがインストラクターの顔に出ている。


このフィットネスクラブもオープンから4ヶ月経つけど、全体的に初心者が多く、レベルが安定しない。

人のことは言えないが、もう少しレベルがあがっていっていいのじゃないかな??

オープン当時のプログラムには、ベーシックの上のレベルのクラスも載っていたが、1ヶ月で無くなっている。

前のクラブと地理的にほとんど同じなのに、どうしてこんなにクラブのカラーが違ってくるのだろうか。

その代わり、ヨガ関連のクラスが非常に多い。このまま、有酸素運動クラスは益々ジリ貧になっていくのかな?

また、前のフィットネスクラブに戻ろうかなーんてことを考えた。


ああ、それとこのクラブの受付の要領の悪さといったら............

カードをリーダーに通すだけなのに、昨夜は列を作って待たされた。前のクラブでは、会員証とロッカーのカードを交換するという仕組みで、やや手間がかかるにも拘らず、待たされたという記憶が全くない。

ここに来るには、信号機のある横断歩道を渡らなければならないのだが、その待ち時間が長い。今日はタイミングよく渡れたと思ったら、何でこんなに受付で待たされなきゃならんのじゃ!!!!
ちなみに、写真は今回訪問した国々。どこか分かる人は、相当の東南アジア通ですな。

2007年3月3日土曜日

ボディビルの人々(その2)

現在通っているフィットネスクラブはオープンして間がないので、これらボディービルダー達の群れの中からボスはまだ生まれていない。だから、今は誰がボスになるかの熾烈は争いが静かに進行中と思われる。

とりあえず分かりやすい判断基準は、いかに重い重量を挙げられるかだ。
だから、今は普段の実力よりかなり上の重量を挙げて、お互いが牽制しあっている段階だ。
イロイロなところで、彼らの喘ぎ声(時たま悲鳴)が聞こえる。女性だったら艶かしいのだろーが、男性が無理している声はいただけない。

いま優位に立っているのは、ズングリした小柄な男で、腕と太ももの太さは申し分ない。(仮のアダナで「喘ぎ男」としておこう。)
マシーンのウェイトもほぼ上限に近いものを持ち上げている。
ただ、彼はボスにはなれないような気がする。
だいいち、まだ尊敬される程の年齢に達していない。
それと、あの声だ。あの声のでかさは、無理しているのが周囲にバレバレだ。

まあボスの資質を持っていそうなのが一人いる。(仮にアダナを「コソ泥」としておこう。)
筋肉を見れば年季が入っているのは良く分かる。(だんだん、目利きになってきた自分が怖い。)
年齢も、40前だ。

だが、彼はボスにはなれない。なぜなら彼はここのチーフインストラクターだからだ。
彼は自らもレッスンを持っており、経営上でもこのフィットネスクラブのキーマンだ。
当然のことながら運動理論の点でも、かなりの理論家である。だから、喘ぎ男は理論の上からも、コソ泥を凌駕できない。
朝からの勤務が終わった後も、マシーンやウエイトトレーニングをしている努力家でもある。彼が目を光らせている限り、ここのサル山では暫くボス猿は現れにくい状態が続くだろう。

最後に、何故か彼らから男らしさというのを感じない。逆にオカマのような印象が強い。(フレッド・マーキュリーが作り上げたイメージは絶大だ!)
一人で黙々と筋肉を作り上げる課程はストイックと言うべきなのだろうが、ナルシストと言った方が当てはまる。
男同士、群れながら肉体的な優劣を競い合っている様は、女性が自分の方が美人だとライバル意識を燃やすのに似ている。

気の毒なのは、自分が男らしく見られているだろうというのは大きな勘違いであることを、殆どのボディービルダーが気付いていないことだ。
彼らの日々の努力を見るにつけ、一般にマッチョ=キモイと受け取られることは、この世の大いなる不条理であり、悲劇だ。(and喜劇だ!)

2007年3月2日金曜日

ボディービルの人々(その1)

そう、どこのフィットネスクラブでもトレーニングルームの一角に生息している、あの集団です。
みな似ているので、特定の人物ではなく、一塊として捉えます。

その共通点は、以下の通り。
1)色黒いこと:日焼けサロンorタンニングマシーンで焼いていて、ぜったい自然の日光では焼いていないこと。
2)脂ぎっていること:なぜか爽やかさが感じられず、ギトギトした印象。
3)スタジオプログラムには絶対参加しないこと:美人インストラクターのクラスには大変興味を持っており、参加したいのはミエミエだが、なぜか仲間内に鉄の掟があるらしく、参加させないようにお互いけん制しあっている。
4)ナルシストであること:なぜか自分たちは皆から視線を浴びているという意識を持っているらしい。逆に目が合わないようにそむけられていることを知らない。
5)臭いこと:敢えて危険を冒して嗅いだ事は一度もないので、こう言い切るのはちょっと偏見かも知れないが、少なくとも彼らの靴は異様に臭いはずだ。

彼らが巣くう一角は異様な雰囲気に包まれており、私は一度も足を踏み入れたことのない、禁断の世界だ。

遠くから観察するに、彼らの間には一つの序列があるようだ
ボディービルの成果、即ち筋肉の付き方とそれに費やした時間がそのランクを決めるようだ。
いくら筋肉が付いていても若くてはダメで、少し年配の者がヒエラルキーのトップを占めるようだ。
ここにも日本独特の村のシステムが見受けられる。

私の通っていたジムでは、手足の長いやや年配の人物が皆の尊敬を集めていた。
ピッチピチのボディウェアを着て、腰ポーチをし、頭にバンダナを被っておった。
上で列挙した全ての共通点を持っており、この人は特に油っ気が強かった。

彼が来ると、皆が挨拶をしていた。まるで、サル山のボスと同じだ
やはりあれだけの体格を作るには、ノウハウがあるのだろう。
我流ではダメらしく、教えを請いながらでなければ効率的に筋肉は付かないのだろう。
さらに、バーベルトレーニングでは、一人では危険であるらしく、アシストしてもらわなければならない。

これらの要素が、彼らを律する暗黙のルールを自然に発生させ、群れとしての村社会を形成させるのだろう。
スタジオプログラムには絶対に参加しないが、彼らも時には縄張りから出て、トレーニングマシーンなぞを使っている。
しっかし、彼らが使った後のウェートは、信じられないほど重い位置にセットしてある。だいたい私がヒーヒーいっている重量の3倍から4倍だ!!

私が思うに、彼らが時々こういう行動にでるのは、示威運動を行っているものと分析している。
要するに、「俺たちゃチャラチャラやっているオメーらと違って、本格的なトレーニング(=本道)してるんだぞ」と周囲にアピールしているのだ。
こういう行為は、野生の集団で良く観察される行為だ。犬が縄張りにションベンを付けるのとマア近いと考えて良い。
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