・・・・・・っということで、ぼくはモノを捨てられない性分だ。
それに比べ、カミサンはバンバン捨てる。
未だ使えるものも、埃が付いたからくらいの理由で捨てる。
ぼくなんか洗って使えばいいじゃんと思うが、何の未練もなく捨てる。
まあ、自分で買ったものを自分が捨てるのは仕方ないとする。
尤も、元はぼくが稼いだ金で買ったものなんだが。
困るのは、ぼくのものも捨ててしまうことだ。
断りもなしに。
それも、密かに大事にしていたものなんかを。
昔、秘蔵の梅酒を流しに捨てられ、大喧嘩になったことはここでも書いた。
・・・・・・
このあいだ、玄関脇にゴミ袋が置いてあった。
普通は観ないのだが、何となく気になって覗くと、ぼくの青春時代に溜めていた音楽カセットテープの山が入っていた。
なけなしの金をはたいて買ったミケランジェリの「映像」とか、
イラクの砂漠で何度も聴いていたカラヤンの「グレート」、
ベラフォンテのライブなんか、思い出のいっぱい詰まった曲ばかりだ。
それと、自分の好きな曲を集めて編集したものも入っている。
そりゃ、いまはCDで、カセットデッキもなくなっちゃたし、
それらのテープも20年は聴いていませんよ。
でも、物置にはそれらがあるというだけで、意味があるのです。
死ぬまで聴かないかもしれないけれど、ひょっとして青春の思い出に聴く事だってあるかもしれない。
そういう価値があるのです。
でも、カミサンにはそれが分からない。
これはO型とA型という血液型の違いなのだろうか?
言うと喧嘩になるから、「これからオレのものを捨てる時は必ず断るように」っとだけ言っておいた。
カミサンは何のことを言っているかピンと来たみたいだが。
・・・・・・・・・・・・
そうこうする内に、部屋の色々な所に飾っていた、子供が小学生から中学生に描いた絵が捨てられていた。
そりゃ、もう何年も掛けて古ぼけていたし、子供達も成人してしまったから、外すのはいいですよ。
でも、どこかに保管するのが普通でしょ?
捨てることはないでしょ?
ぼくって変かな?
σ(^_^;)
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