2009年6月16日火曜日

SOS

・・・・・・っということで、いろいろなブログを読んでいるとある種の「SOS」を発しているブログに行き当たる。

かなりの確率で、行き当たる。

もちろんそのSOSの実態は、「心のSOS」である。

読んでいて明らかに助けを求めていると判るのもあるが、大抵はなかなか判りにくい。

普段は平凡な日常を書き連ねているのだが、突然、思いっきり重大な自分の悩みを告白したりする。

本当は、そのことを書きたいがために、何でもない枝葉末節を長々と書いているんじゃないかと思う位
だ。

ある日突然、日記のページの間にデリケートな一枚を、スッと滑り込ませる。

そうすることによって、見も知らない多数の読者の前に自分の一番柔らかい部分を晒すのである。

ズット仮面を被ったままの日記は、日記と呼べないであろう。

読むほうも、そんなブログはつまらない。

さて、ごく少数だが、SOSを発しているのが全然判らないブログもある。

ものすごくシッカリした自分を確立していて、物の考え方も、己の生き方も、実に優等生なのである。

でも、行間から微かな声がする。

その声は、「自分の生き方はこれでいいのだろうか?」と聞き取れる。

確かに助けを求めているようだが、答えを求めていない。

アドバイスなんかいらない。

ただ、聞いて欲しいのだ。

どこの誰かも判らない人に。

わずかな周波数に同調できる、とても性能のいい受信機を持ったある人だけに。



そして、もし叶うなら、

「I can read you.(聞こえているよ)」

・・・・・・・っと、ただそれだけ応答して欲しいのだ。





end.

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