2009年6月12日金曜日

エールフランス

・・・・・・っということで、エールフランスの墜落事故について。

むかし飛んでいたので、航空機事故にはつい興味を持ってしまう。

第一報は、乱気流による機体の破壊。

燃料系統の故障。

電気系統の故障。

そのうち、落雷。

今は、(着氷による)速度計の不具合。

テロリストが乗っていたというのまである。

ブラックボックスの回収後、詳細な分析を待たなければ、こういう憶測は無責任である。

・・・・・・っと言ってしまえば身も蓋もないのは分かっているが。


とにかく、今回の事故でショッキングなのは、

3万フィート以上の高度を、1,000km/時近くで巡航していた旅客機が、

空中分解したということである。

乱気流であったことは、どうも事実らしいので、空中分解に至るまでに乗客の味わった恐怖はとてつもないもので
あったろうことは想像に難くない。

世の中には色々な乗り物があるが、飛行機で落ちる恐怖はタブン群を抜いていると思われる。


その恐怖を一番長く味わったのが、あの御巣鷹の尾根に墜落したJAL123便だろう。

客乗員520人が死亡(4人が生還)したという悲惨さは、その死者の数字だけでは現れない。

なんと、事故発生後30分以上も飛び続けていたということに、この事故の悲惨さがある。

老若男女(赤ん坊も含め)524人もの人たちが、30分以上もの長い時間、恐怖を味合わされ続けたことである。

もし、神がいるとすれば、なんと惨いことをこれだけ多くの人々に強いたことだろう。

旅客機の事故を見るたびに、この人たちの味わった恐怖に思いが至るのである。





end.

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