・・・・・・・・っということで、離婚の話題まで話が進まないナァ。
私が彼のことをグダグダ書いた理由は、結婚ってそういう形もあるってぇことです。
カッコよくてモテモテの彼が一生付き合う伴侶として選んだのは、
顔に痣があっても、心の風邪を引いていても、学生時代からずっと付き合っていた彼女だったのです。
人を判断するとき、外見が重視されるのは、よく分かります。
心の病といっても、今は良い薬が出てきて見違えるほど治癒することは知っていても、
結婚相手となると、躊躇してしまうこともよく分かります。
でも人間はそれだけじゃない。
人間はだれでも欠点だらけです。
たくさんの欠点と、美点の組み合わせがその人の個性なのです。
世の中に一人しかいない、その人なのです。
人を好きになることは、そういう個性を全て引き受けるということじゃないでしょうかね。
カッコイイ美男美女のカップルは、傍から見たらそりゃ羨ましいですよ。
理想的に見えますよ。
でも、不細工な彼女とブ男のカップルと比べて、より幸せかなんて絶対にいえませんよね。
考えなくても分かる。
そういう意味において、彼はエライと思ったのですよ。
・・・・・・
そんな話題で、部下と酒を飲んでいたことまで思い出した。
偶然に今の部下とその元部下は入社が同期で、
いまの部下が金持ちの令嬢を騙して結婚したのに比べ、
彼のほうが如何に偉いヤツか、オマエが如何に打算的な下らんヤツかと散々からかってやった。
・・・・・・・っと、話はここで終わりならいいのだが、
・・・・・・・・・・・・・・・
『ところで、彼が「離婚した」と聞いて、やたらに驚いていたのは覚えています?』
・・・・・・っと言われて、ガァ~~~ン。
そういや、思い出した・・・・・・
『アイツは立派なやつだったのに、堕落したッ!!見損なったッ!!』
・・・・って、散々言いながら、ビールをガンガン飲んでいたの忘れました?
・・・・・ってぇのがオチです。
。(´д`lll)
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