2009年6月20日土曜日

心の傷

・・・・・・っということで、親に愛されない子供たちである。

信じられないことなのだが、そういう子供は実際に存在し、それもかなりの数だという。

もっと驚くことは、親に虐待される子供である。

いったいどのような精神状態で、親が子供に暴力を振るうのであろう。

圧倒的な力の優位性と、親に頼らざるを得ないという子供の弱みに付け込み、

絶対に反撃されないのが分かっているからだろうか?

言葉と物理的な暴力は、次第に陰湿になっていき、命を奪うまでエスカレートすることも珍しくないという現実。

それでも、子供たちは親を頼ろうとするのである。

そのような罰を受けるのは、自分のほうに非があると思い込むのである。

幼い心で、自分を見つめれば、欠点だらけである。

欠点が目に付くのはアタリマエなのに、未熟な知識では、自分は駄目な子だと思い込んでしまう。

本来は愛してもらう権利がある人から、愛されるどころか、憎まれるのである。

そのような子供時代を過ごした人の心の傷というものは、どのようなものであろうか。

大人になった今も、その傷を心に持ったまま、毎日苦悩する。

そういうブログは、とても気になる。

想像を絶する辛さの一端をうかがい知ることが出来る。

でも、何も出来ない。

読むだけである。

・・・・・・

まあ、私なんぞは、アル中の飲んだくれ親父でしかなかったが、そういった罪は犯していないことだけは言える。

いくつになっても娘たちのことは気にかかるし、子離れが出来ていない。

子供たちは、とっくの昔に「オヤジ離れ」をしてしまったが。

聞くところによると、明日は父の日だそうだ。

その連想で、思ったことを書きました。







end.

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