2009年6月2日火曜日

結婚は妥協である

・・・・・・っということで、結婚とは単純なものだ。

結婚に至るには大きく分けて、2つのパターンがある。

一つは、一目ぼれ。

要するに、ビビッとくるパターンだ。

男女はお互いに「運命を」感じる。

結婚に至るまでの時間も短い。

一番幸せそうに見えるパターンだ。

だが、冷静に考えてみよう。

このケースの場合、お互い相手の「いい所」しか見えていないところから始まる。

いい所しかない異性なんてあり得ない。

絶対にない。

そんな簡単な事実でも、視界が曇った二人には見えない。

勢いで結婚した後、相手の欠点が見えてくる。

当たり前だ。

いい所しか見えなかったのだから、一緒に生活するに従い、次から次へ欠点ばかりが見えてくるのはアタリマエのことだ。

結婚後に相手の更なる良い面を発見することもあるかもしれないが、それは新たに発見する欠点よりズット少ないのは自明の理だ。

大体、そこで「私が思っていた人間とは違う」ということになる。

まあ、どこかのお笑い芸人と人気モデルの離婚のケースが良い例ですね。

もう一つの典型的なパターンが、お見合いに見られるケースだ。

この場合、「妥協に次ぐ妥協」が前提である。


第一のビビッと来るケースは、相手の「良い所」しか見えないのに対し、

こちらは、相手の欠点に対しどこまで妥協できるか、

数少ない「良い所」を見つけ出すことに成功するか、

そしてその「良い所」をどこまで膨らませられるか、

どこまで相手の欠点に目を瞑ることが出来るか、

・・・・・・・・っという覚めた目での葛藤が必須なのです。

しかし、第一のパターンに比べ、プラスの可能性がたくさん残されている。

そして、その我慢の限度に耐えられると思ったときに結婚に踏み切るのです。

したがって、結婚に至るまでズット長い時間を要する。


こうして考えると、結婚なんて案外シンプルなものなのです。

結婚した後に、相手の欠点に妥協できるか。

結婚する前に、相手の欠点に妥協できるか。

この違いだけなのです。

平たく言えば、どちらのケースも、結婚は要するに「妥協」なのです。




end.

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