2009年9月3日木曜日

海外での失敗談

・・・・・・っということで、海外を旅行(出張?)していて困ることの一つは、泥棒問題だ。

絶対に自分は大丈夫と思っているヤツに限って、やられる。

ぼくもそういうヤツの一人だ。

自慢じゃないが、デカイのをやられたことがある。

ぼくがものスゴーク若い頃、ある工事現場を任されていたことがある。

ほとんど赤道直下の国で、昼食後は事務所で昼寝をするのが習慣だった。

そのときは、よりによってバッグに現金が100万円ほど入っていた。

いつものように、足をデスクに投げ出していい気分で寝ていた。

若い部下も一緒だった。

誰かが事務所に入ってきたよーな気がした。

肌身離さずとは言えないが、バッグは手の届くデスクの上に置いてあった。

昼休みが終わって、割と早く気付いたと思う。

現金が無くなっていたのだ。

先ず自由に出入りできるオフィスボーイを疑った。

可愛そうに、結構問い詰めてしまった。

何しろアリババだらけの国である。

結局犯人は分からず、もちろん100万円も戻ってこなかった。

・・・・・・

工事も無事終わり、帰国してしばらく経ってようやく誰が犯人だったか思い当たった。

同じ事務所を共同で使っていた、某社の日本人責任者だ。

ギャンブルにのめり込んでいて、仕事の上でも評判の悪い男だった。

そういや、前任者もこの事務所はよく物がなくなるとボヤいていた。

外国で盗まれたら、まず現地人を疑うのが普通だ。

まさか、日本人が犯人とは思いもよらなかった。

だが、証拠も何もない。

それにしても、気付くのが遅すぎだよなぁ~。



(_ _。)

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