・・・・・・っということで、海外を旅行(出張?)していて困ることの一つは、泥棒問題だ。
絶対に自分は大丈夫と思っているヤツに限って、やられる。
ぼくもそういうヤツの一人だ。
自慢じゃないが、デカイのをやられたことがある。
ぼくがものスゴーク若い頃、ある工事現場を任されていたことがある。
ほとんど赤道直下の国で、昼食後は事務所で昼寝をするのが習慣だった。
そのときは、よりによってバッグに現金が100万円ほど入っていた。
いつものように、足をデスクに投げ出していい気分で寝ていた。
若い部下も一緒だった。
誰かが事務所に入ってきたよーな気がした。
肌身離さずとは言えないが、バッグは手の届くデスクの上に置いてあった。
昼休みが終わって、割と早く気付いたと思う。
現金が無くなっていたのだ。
先ず自由に出入りできるオフィスボーイを疑った。
可愛そうに、結構問い詰めてしまった。
何しろアリババだらけの国である。
結局犯人は分からず、もちろん100万円も戻ってこなかった。
・・・・・・
工事も無事終わり、帰国してしばらく経ってようやく誰が犯人だったか思い当たった。
同じ事務所を共同で使っていた、某社の日本人責任者だ。
ギャンブルにのめり込んでいて、仕事の上でも評判の悪い男だった。
そういや、前任者もこの事務所はよく物がなくなるとボヤいていた。
外国で盗まれたら、まず現地人を疑うのが普通だ。
まさか、日本人が犯人とは思いもよらなかった。
だが、証拠も何もない。
それにしても、気付くのが遅すぎだよなぁ~。
(_ _。)
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