・・・・・・っということで、早朝の電車に二人の若者が新宿から乗り込んできた。
細いスーツにつま先がやたらとんがった靴、一人はツンツンに髪を立たせ、もう一人は長髪を真ん中から分けている。
襟の大きいシャツを胸まではだけ、申し合わせたように金のネックレスと腕輪をしている。
明らかに水商売と分かるオーラを発している。
ホストクラブでの仕事明けといったところだろう。
体からも、服装からもヨレヨレ感が漂っている。
良く見ると、清潔とは程遠い。
二人とも疲れ果てた様子で、椅子に大股開きで座って目を閉じているが、
無意識に手だけは髪の毛をいじリ続けている。
20歳は過ぎているのだろうが、なにか中学生のような印象を与える。
昔はこういう職業って無かったよなぁ。
ホストクラブって。
今じゃ、こんなガキがホストとして、女性達の相手をする世の中になったんだナァ。
オメーラもうちょっとマシな職業に就けよなっ!
・・・っと年寄りは余計なことを考えてしまう。
でも、ニーズがあるからこういう商売は成り立つのだろう。
こんな不潔なガキでも、夜は魅力的に見えて、面白い話しなんかしちゃって、
女性に金を使わせようという気にさせてしまうのだろうなぁー。
ぼくはホストクラブなんか行ったこともないので、実情は全く知らないんだけれど、
何か痛々しい気持ちになっちゃいますね。
そういうホストクラブに行く女性達って。
・・・・・・・っと、ここまで書いてようやく気が付いた。
「じゃあナニかい?クラブのホステスに金をつぎ込む男って、痛々しくないのかい?」
・・・・・・っという反論が当然出てくるじゃないか。
ウゥ~ン、痛々しいじゃなくって、アホらしいだろうな。
・・・・・・・
ホントーは、モテない女のことを思って書き始めたんだけれど、今回はここまで。
たぶん、つづくと思います。
・・
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