・・・・・・っということで、民主党議員と官僚の戦いである。
今度の政権は、官僚主導から、政府主導にすると意気込んでいる。
官僚=弊害という図式は、分かりやすい。
だが、官僚を敵に回して押さえつけるやり方は賢明ではない。
どうせ知識と経験、そして大事なことだが、頭の良さは官僚の方がずっと上なのであるから。
議員たちが彼らを使いこなすというのが、官僚システムの本来の姿である。
自民党の長い政権のなかで、彼らは議員との付き合いを覚え、議員達の能力の低さを見、
逆にコントロールする術(すべ)を身に着けた。
この逆転現象が悪いのであって、官僚システムそのものが悪いわけではない。
いまは政権交代したばかりなので、政府側も肩に力が入っているだろうが、
遅かれ早かれ、老獪な官僚達に手なずけられる公算が高い。
では、どうするべきだろうか?
いままでの官僚のシステムは変える必要はないし、変えると言ってはいけない。
ただ、トップは責任を取らせる必要がある。
濡れ衣でも何でもいい。
それも早い時期に、一気に行う必要がある。
小出しではいけない。
これが出来ないと、コントロールはムリだろう。
まあ、ムリと思うが・・・・・・。
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