・・・・・・っということで、クレヨンしんちゃんの作者が山で遭難したかもしれないとのニュース。
この間も穂高連峰で防災ヘリが墜落したのも、遭難者を救助中だった。
その後も、同じ場所で何人か遭難死している。
長野県の発表では、今年60歳以上の高齢者の遭難が全68人中41人と全体の6割に上ったとのことである。
7月に起きた大雪山系で登山ツアーの客ら8人が遭難死した事故も記憶に新しい。
ぼく自身もれっきとした高齢者なので、こういったニュースは気にかかる。
クレヨンしんちゃんの作者は51歳だから、ぼくから見れば若いが、中年とはいえない年齢である。
なぜ、こうも高齢者は山に登りたがるのであろうか?
ぼくに照らし合わせれば、今でも登りたいと思う。
若い頃はよく山に登った。
週末はいつも山だった。
でも、30歳前半で富士山を最後にキッパリ止めてしまった。
私の性格上、このままではいつか死ぬと思ったからだ。
ぼくのケースは、あまり一般的ではないので、なぜ高齢者が山に登るのかの回答にはなっていない。
だから、勝手に想像してみる。
山の好きな人なら分かるだろうが、登ってみなければ見られない景色というものがある。
若いときは分からないだろうが、その価値は物凄く高いものなんですね、年寄りにとって。
未だに、もう一度あの風景の中に自分の身を置いてみたいと、ぼくは思うんですね。
でも、体力が当時と比べ物にならないくらい衰えていることも知っている。
その辺のバランス感覚で、山に行こうと、止めておこうとの分かれ目になるんでしょうね。
要するに、価値観かな?
リスクを背負ってでも見に行こうと考える人は、結局登る。
そして、ハマる。
昔のように。
他にも登る動機はいっぱいあると思います。
でも、ぼくが行かない理由はこれなんです。
自分の性格をよく知っているから。
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