・・・・・・っということで、人間は不完全なものである。
その通り。
完全な人間なんて、世の中にはいない。
まったく、その通り。
でも、そんなこと言って、なんの足しになるの?
当たり前のことを、当たり前に言っただけで、ウンチクでもナンでもない。
そこで、人間の完成度を見るチェックシートを作ったとしよう。
要するに、当てはまる場合は、□にチェックを入れる、アレです。
先ず、男女別の項目は必要ない。
年齢の項目も必要ない。(ただし、大人であることは条件とする。)
学歴も、身長も体重も、美人不美人も人間の完成度を測る項目にはなりえない。
馬鹿か利口かは、チェック項目に入れたいな。
でも、どのくらい馬鹿かを測るために、さらに細分化したチェック項目が必要になる。
こうして、人間の完成度を測るチェックシートが、出来上がったとする。
項目数は、そうですね、最低100項目。
真面目に作れば、1000項目に達するかもしれない。
・・・・・・
また、そんな馬鹿なこと考えて・・・っと思うかもしれないが、
私の会社では、年に2回ほど、人事考課というシステムがあって、
部下がどの程度会社に貢献しているか、チェックシートに記入しなければならない。
このチェックの結果によって、彼ら(私も)のボーナスやら、昇給、昇進(降格)が決まるのである。
だから、人間の完成度チェックは、やろうと思えば出来ないことではないのである。
・・・・・・っで、日本中の大人が全国一斉人間完成度チェックを受けたとしよう。
何でオレが、オマエより点数低いの?
そうか、オレは酔っ払うと記憶が飛ぶからなァ~
・・・・・・なんて。
以上、あくまでも冗談です。
・・・・・・
でも、あの人は人間が出来ているとか、
仕事は出来るんだけど、人間性がチョッとねー
なんて、平気で口にする。
・・・・・・っということは、知らず知らずのうちにみんなの心の中には、チェックシートがあって、
それに当てはめて、他人の人間性をチェックしているのである。
これは、凄いことであることと同時に、怖いことでもある。
・・・・・・
そこで、長くなってきたので、今日私の言いたいこと。
変なヤツは誰が見ても変なヤツだが、
最近の世の中、
みんなの心にあるチェックシートの項目が少なすぎるんじゃないの?
それと、配点が偏りすぎているんじゃないの?
それを言いたかったのです。
//
0 件のコメント:
コメントを投稿