2009年7月7日火曜日

無人島(その4)

・・・・・・っということで、変な夢の続き。

その男がこの無人島に漂着して、もう何年も過ぎていた。

毎日、太陽が東から昇ると一日が始まり、

西に沈むと、その日の終わり。

人と会話することもなく、文明からかけ離れた毎日。

男は始終独り言をつぶやいた。

そうしなければ、言葉さえも忘れてしまうのではないかと恐れたからだ。

ある日、島にペットボトルが流れ着いた。

その中には、手紙が入っていた。

要するに「Message in a bottle」ですな。

その手紙は、ある小学生からのものであった。

内容は、他愛もない学校での出来事とか、自分の興味のある遊びについて細々と書かれていた。

その日以来、その手紙は男の宝物になった。

もう何度も何度も読み返し、暗記した後でも、そこから想像を膨らました。

でも、男には最後の文の意味が、ドーしてもわからなかった。

そこには:

「この手紙を読んだ人は○○○@yahoo.comに返事をください。」

と書かれてあったからだ。

「いったいこの記号は何の意味があるんだぁ?」

男にその謎を解くチャンスは、永遠に訪れなかった・・・。




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