・・・・・・っということで、変な夢の続き。
その男がこの無人島に漂着して、もう何年も過ぎていた。
毎日、太陽が東から昇ると一日が始まり、
西に沈むと、その日の終わり。
人と会話することもなく、文明からかけ離れた毎日。
男は始終独り言をつぶやいた。
そうしなければ、言葉さえも忘れてしまうのではないかと恐れたからだ。
ある日、島にペットボトルが流れ着いた。
その中には、手紙が入っていた。
要するに「Message in a bottle」ですな。
その手紙は、ある小学生からのものであった。
内容は、他愛もない学校での出来事とか、自分の興味のある遊びについて細々と書かれていた。
その日以来、その手紙は男の宝物になった。
もう何度も何度も読み返し、暗記した後でも、そこから想像を膨らました。
でも、男には最後の文の意味が、ドーしてもわからなかった。
そこには:
「この手紙を読んだ人は○○○@yahoo.comに返事をください。」
と書かれてあったからだ。
「いったいこの記号は何の意味があるんだぁ?」
男にその謎を解くチャンスは、永遠に訪れなかった・・・。
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