久しぶりなのだが、こんなに周囲は無粋な建物で取り囲まれている。
この公園の池は潮入り池といって、海水である。
昔は取水門の外側にチョットだけ砂浜があったような記憶がある。
その頃の景色はこんなだったんだろうなぁ。
毎度おなじみ、ウチの婆さんです。
何気なしに歩いていたら、遊覧船が出るところだった。
なにも考えずに飛び乗った。
浅草行きだった。
東京に住んでいて、これに乗るのは二人とも初めてだ。
地方の人の方が、東京の名所を良く知っているという、不思議な現象が起きる。
船内は超満員だった。
日の出桟橋から先は、船尾の屋外デッキは閉鎖されてしまった。
橋の下ギリギリを通るからだ。
背の高い二人なら、イッパツで首がなくなってしまう。
後ろに座っていたフィリピン人の家政婦が、大声のタガログ語でずっと喋り通しだった。
結局その印象しか残らなかった。
浅草は変な所だ。
間違いなく日本だが、代表的な日本じゃあない。
変な外人が、日本的な場所を求めていっぱいウロウロしていた。
それを相手に、変な日本人が商売をしていた。
( ̄_ ̄ i)
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