・・・・・・っということで、相手から情報を得るには、こちらからも情報を提供しなければなりません。
これは、案外知られていない、常識なのです。
エエッと思うでしょ? あたりまえだと。
スパイというものは、必然的に二重スパイにならざるを得ないのです。
相手から、情報を貰いっぱなしということは、めったにありません。
相手が情報を漏らすとき、こちらからの情報も期待しているのです。
たまには、貰いっぱなしということもあります。
でも、継続的に情報を得るには、こちらからもそれに見合った情報を与えなければなりません。
ドーでもいい情報を提供すれば、ドーでもいい情報しか得られません。
ホントーに欲しい情報を相手から引き出すためには、
こちらも、それに見合う価値のある情報を提供しなければならないのです。
もし、相手の情報に見合わない情報を、こちらから提供したとします。
そうすると、もう二度と相手からは価値のある情報は得られないのです。
もう二度と・・・。
・・・っと、ここまでクドく書いても、ナァ~んだ、簡単なことじゃないかと思われるでしょう?
ところがドッコイ、これが難しいんです。
だれだって二重スパイになんか、なりたくないですよねー。
会社を裏切ることになるんですから。
そうなると、いつまでも役立つ情報は得られない。
・・・・・
そんな、営業マンが山ほどいるのです。
このジレンマから逃れられない営業マンが。
そして、相手も同じジレンマに陥っている。
そうすると、どうなると思います?
・・・・つづく。
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