・・・・・・・っということで、いくら芸能界には疎いというものの、
加藤和彦という名前を聞いた時、
フォーククルセダーズを連想した。
まさしく、ぼくの世代はフォークブームの真っ只中に中学~高校時代を過ごした。
【帰ってきたヨッパライ】は、すごいインパクトで、
当時、学校のクラスではこの唄をだれでも口ずさんでいたものだ。
このあと、この流れで【ケメコ】っていう歌が流行ったんだけど、
知らないダローナ。
・・・・・っと、
彼の、その後の活動は全く知らない。
歌謡界(?)の重鎮になっていたなんて、全く知らなかった。
フォークルで思い深いのはやはり、【イムジン河】だ。
僕らの世代は、この曲には引っ掛かる。
ものすごォ~~~~~~~~~~~~っく、引っ掛かる。
だれだって、この極を聴けば、いい曲だと、自然に心に入ってくるじゃないですか。
いまの人たちは、ご存じないだろうが、この曲は検閲を受けて発売禁止になったんですよ。
正確には、レコード会社が「自粛」したんですがね。
もちろん【圧力】があったのです。
国内では【自衛隊に入ろー】なんて、もっンのスゴク政治的な唄がOKだったのにネ。
圧力って、どこからの圧力か、説明しなくても分かると思います。
・・・・・・・・っと、時代は下って「現代」。
ドライブ中に、この曲が流れてきた。
僕らの世代は、「エッ!!」ですよ。
「この曲はタブーだったんじゃないか?」・・・って。
・・・・・・・
そして、今日のニュースだ。
調べましたよ。
Gooogleで。
そうしたら、この曲のオリジナルは【北朝鮮】の曲だった。
そして、【北側】から見た【南側】の荒れ果てた国土への悲しみの唄だったのだ。
・・・・・
分かりますか?
フォークルは、メロディーだけをパクッて(この言い方はヨロシクないことは分かっていま
す。)、
独自の歌詞を付けて発表したのだ。
・・・・・・
案外、深い話だったのね。
こんなことを、あっという間に調べられる今の世の中って・・・。
そちらのほうに、ぼくの感想は移っていくんだけれど・・・。
・・・・・・
なにか、ワケ分からん文章になってしまいましたが、
とにかく、この曲を聴いてほしいんです。
この曲を、何の穢れ(けがれ)のない純粋な僕たちが
41年前に聴いたときの事を想像してもらいたいんです。
・・・・・・
加藤和彦さんの魂よ、安らかであらんことを!!
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