2009年10月7日水曜日

人生は分からない(その7)

・・・・・・っということで、彼の仕事は車であちこち回る営業だった。

その事故というのは、反対車線から車に突っ込まれたもの。

避けようがない。

正面衝突だから、ダメージは大きい。

もうグチャグチャで、現場に駆けつけた警官は、こりゃ助からんと思ったそうだ。

事実、突っ込んできた方のドライバーは、(爺さんだった)は即死。

ところがドッコイ、彼は生きていたんですね。

13箇所骨折。

その内の何箇所かは、粉砕骨折。何台かある営業車の中で、たまたまその一台だけがエアバッグ装備だったそうだ。

・・・・・・

2年以上。

入院していましたよ。

彼女は、そのあいだ甲斐甲斐しく看病した。

姑も、彼女のことを見直したそうだ。

当然、会社は休職。

収入激減。

彼女は、働きましたよ、一生懸命。

いつ果てるともなく続くリハビリ。

どうじゃな?

奥さんの有り難味が分かったじゃろう?

いくら、マザコンのダンナだって。

・・・・・・

復帰しましたよ。

ついに。

チョッと左右の足の長さが違うけど。

そして、復職。

・・・・・・っと、そこにリーマンショック。

会社ってぇのはドライなもので、長期間休職していた人間は、弱い立場なんですね。

どうしようもない、小さな関連会社に飛ばされてしまった。

その辞令を貰ったとき、夫婦で泣いたそうです。

・・・・・・つづく。

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