・・・・・・っということで、NHKで30歳代のホームレスが急増しているという特集をしていた。
30代といえば、働き盛りである。
家庭も持っている時期である。
それが、リストラされたり、就職できないままホームレスになっているという。
特集では、餓死した若者の例も取り上げていた。
要するに、そこまで追い詰められても、「助け」を求めないのがこの世代の特徴だという。
見ていて辛くなった。
大学まで出て、バイトで細々と食い繋ぐしかない。
その先、40代、50代・・・・、どういう未来を想像できるのだろう?
正社員以外は、まともな人間として認められないような気分になってくる。
その正社員の地位だって、安泰とはいえない。
こういう、日本の社会って間違っていると思う。
政治の最低限の基本である、安全保障と、雇用の確保が出来ていない社会だ。
彼らは、落ちこぼれた原因を自分に帰するそうだ。
自分が頑張らなかったから、負け組みの仲間に入ったからだと。
こんな残酷な社会があるだろうか?
・・・・・・
フィリピンに行ってみたまえ。
そこらじゅう失業者で溢れている。
インドネシアでもベトナムでもそうだ。
いい働き盛りの男たちが、昼真っから街角でゲームしたりしている。
でも、彼らはホームレスじゃない。
ちゃんと帰る家があるのだ。
収入がなくたって、どうにか助け合って生きているのだ。
そりゃ、貧しい生活ですよ。
でも、大学を卒業した若者が、餓死するような、そんな社会じゃない。
この辺を、よぉ~く考えてみるべきだと思う。
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