2009年10月29日木曜日

理性について(その3)

・・・・・・・っということで、前回の恋愛論(その7)の中で、確か:

「人間社会は、本来みんな理性的であるという前提で成り立っている。」

と書いたはずです。

自分で書きながら、これはいいこと言うなぁと感心した部分です。

理性というものは人間社会が成り立つ根幹だということを、いま思い出して欲しいのです。

繰り返しますが、今の社会はこの理性が劣化している。

はっきりと、劣化しているのが分かる。

この理性を鍛えなおすにはどうすればイイか。

自分を「客観視する力を鍛える」ことなのです。

要するに、自分を見つめる目が豊かであればいいのです。

見る目が豊かであれば、様々な選択肢を自分に与えることが出来る。

簡単に言えば、現代の人たちは勉強が足りない。
(マア、ぼくも含みますがね。)

勉強が足りないというより、無駄な情報に振り回されている。

知り過ぎて無知というパラドックスに陥っている。

ここでいう勉強とは、学校の勉強のことではないくらい分かってもらえると思います。

本を読まないことは致命的だということは、すぐ気付きますよね。

ちょっと歯ごたえのある本から、逃避しているんじゃないですか?

それより何より、「知的好奇心」が弱まっている。

知的好奇心を満足させるには、「旅行」が一番効果がある。

その旅行でも、「一人旅」がイイ。

一人旅でも、「海外旅行」がイイ。

旅をして、迷い、心細い思いをし、地元の人と会話することです。

そういうことをすることによって、自分を見つめる視点を沢山持てるのです。

いまの若い人は、行ったこともないのに、知ったつもりでいる。

行っても、「冒険」しない。

行って、恥をかき、間違った情報を持って帰ってもイイんです。

行って、そこの空気を直に吸うことが大事なんです。

・・・・・・・っと、かなり上から目線で書いてしまったことを反省しています。

でも、これって老人の特権でしょう?


・・・もう、つづかないかも知れない。


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