・・・・・っということで、「老子」を読み返しています。
これで同じ本を読むのは3度目である。
すごく古い本である。
オヤジから、渡された本である。
ぼくがまだ若い頃に引いた線があちこちに残っている。
これって、すっごく楽しいんです。
なんで、その箇所に、若いぼくが線を引いたか。
線を引いた中で、いまも自分の身(み)になっているもの。
なんで線を引いたか、ゼンゼン分からないもの。
・・・・・
ヤッパリ、老子はスゴイ。
歳をとるにしたがって、そのスゴさがわかる。
若い時に、そのスゴさをもう少し感じていたら、その後の人生は変わっていただろうな・・・。
なんて言っても良いくらいのインパクトを持っています。
例えば、「無為自然」。
これは、老子の中でも有名なフレーズですね。
このフレーズの凄さは、なかなか理解されない。
何もしないで、自然であること。
これに、「金に不自由ないなら」が付け加われば、まるでぼくの理想ですね。
・・・・ちょっと、混ぜっ返してしまいましたが。
何もしないことを為す。
何もしないには違いないんだけど、何もしないことを意識して為すんですね。
・・・・う~ン分からない。
じゃあ、解説しますよ。
問題ごとは大きくなって始めて、見えてくる。
それに対応するのは、大変だ。
でも、大問題になることが、小さい段階で見えていれば、
その問題が小さいうちに刈り取ることが出来る。
大きくなる前なので、簡単に対処できる。
・・・・・・
分かりますよね。
そういうことが見える人は、他人からすれば、まるで何もしていないように見える。
無為自然のように見える。
いつも酒を飲んで酔っ払っている、ツッコミどころの多い人のように。
・・
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