・・・・・っということで、メーローが去った。
伊勢湾台風のときと、ほぼ同じコースを辿った。
伊勢湾台風が潮岬に上陸したときの気圧が930ヘクトパスカル。
今回の台風18号メーローが知多半島に上陸したときは、955ヘクトパスカル。
伊勢湾台風のときの被害が、ナナナント・・・
死者4,697名、行方不明者401名、負傷者38,921名。
・・・・
たしかに、今回の18号のほうが、パワーは小さい。
被害者の集計も終わっていないが、現時点で死者2人、不明1人。
伊勢湾台風のときに比べたら、比較にならないほど被害は少ない。
・・・・・
何ででしょう?この違い。
では、50年前の1959年と今では何が違うのか?
防波堤を始め、護岸工事、水利の管理など、防災工事のおかげでしょう。
これらの工事をひっくるめて、土木工事という。
土木ですぜ。
なんという、さえない名称。
大学の土木工学科が人気がないのは、この「土木」という名称のせいだろう。
英語じゃ「Civil Engineering」
オ~ッ!!
ナンと格好のいい響き。
Civil(市民)のための技術ですよ。
・・・・・
無駄な公共工事の削減と言って、民主党は土木事業を目の敵のようにしているが、
今回の被害の少なさは、営々として公共工事を整備してきたおかげでしょ。
今と昔では税金のインパクトは全く違う。
それでも、貧しい中から収められた税金で、今回は国民の生命と財産が、守られたんですよ。
こういう着眼点がいまのマスコミに欠けているんじゃないかな。
//
0 件のコメント:
コメントを投稿