・・・・・・っということで、歳を取ると細かいことが気になってくる。
要するに、ガンコになっていくんですナ。
このまえ、とある大手商社のそれなりの地位のある人物から、メールが届いた。
冒頭に、「各位様」・・・・・・っとあった。
・・・・・・ンッ?
またかよ。
ときどき、「各位殿」なんていうのも、超大手メーカーの、超高学歴を持った担当者から手紙が届いたりする。
「各位」で、既に敬語になっている。
二重に敬語をつける、初歩的なミスである。
こういうのって、ちょっとガッカリしますよね。訂正してあげるわけにもいかず。
この人達は、ズ~っと使い続けるのでしょうね。今後も。
それなりに歳を重ねてきた大人でさえ、この体たらくなのだから、若い人の書く文章には輪をかけてひどいものが多い。
一言で言えば、言葉を未消化のまま使うのである。
それも、こ難しい言葉を好んで使う傾向にある。
私の次女の作文を、たまに盗み読みすることがあるが、使っている単語がやたら格調高い。
かといって、文全体が格調高いかというとそうではなく、内容といえば稚拙そのもの。
だったら、もっと簡単に書けよと思ってしまう。
いったい、これは何が原因なのだろう?
理由は簡単、アニメや、漫画の影響である。
使われている会話が、やたら古めかしい。
何でか分からんが、大人の世界でもめったに使わない言葉であふれている。
若い人たちが、ちゃんと理解して使っているならいいが、とてもとても使いこなしているとは思えない。
ちょっと身の丈に合った言葉じゃないなと思ったら、もう少し簡単な言い方に変えるべきである。
どうしても使いたいなら、その言葉の定義をちゃんと調べてからにすべきだ。
本当に文章力のある人が書く文は、かえって平易な表現で読みやすい。
エアロビクスもそうだが、ずっとつま先立ちでは疲れてショーガない。
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