・・・・・・・っということで、世間はクリスマスモード一色ですな。
詳しい内容は忘れてしまったが、アメリカの少女が新聞社に、「サンタクロースって本当に居るの?」
・・・っという手紙を出したそうだ。
ずいぶん昔の話だ。
それに対する、記者の返事がとても良かった。
「タブン存在すると思う。
だって、他人に対する愛とか、真心とか、思いやりとかは、絶対存在するでしょう?」
・・・っというような内容だったと思う。
すごくあやふやだけれど・・・。
そうなんですね。
人は目に見えるものしか信用しないんですよね。
見えるものしか。
クリスマスのプレゼントをするって、その人の(見えない)愛を表現する手段ですよね。
見えないものを、可視化したものがプレゼントなんですね。
それが自分の欲しかったものだったら、「自分のことをちゃんと見てくれている」
・・・という指標になる。
高価なものなら、より一層自分のことをちゃんと思ってくれているってね。
それは単なる品物であっても、プレゼントという形になると、背後にある【愛】が主役の贈り物なんですよね。
そこんところをシッカリ分かっていなければならない。
でも、子供はそこまで分かんないんですよね。
・・・・・・・
欲しいものが、そう、物質が、誰か知らないサンタクロースから贈られる。
それしか目に入らない。
背後にある「親の愛」なんかは目に入らない。
でも、それで良いんです。
じきに分かることなんですから。
喜ぶ姿が、親に対する報酬なのです。
それが、目に見える報酬なのです。
・・・・・・・
目に見えないものしか信じられなくなって久しいが、
そういう大事なことを、思い出させてくれると思えば、
クリスマスの騒ぎも、悪くはないですよね。
・・・・・・・
その質問した少女が、最近年老いて他界したらしい。
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