・・・・・・・っということで、仕分け人問題。
何が問題じゃ?っということはさて置き、
仕分け人のやったことは、「何が無駄で、何が無駄でないか」
・・・その線引き。
役人達が、「オメーラのやっていることは無駄じゃネーか?」
・・・っと、とっちめられているのは、見てて面白いし、
「手加減せずに、もっとやれぃ!」っと、応援したくなる。
・・・・・・
でも、怖いのが無駄だという判断基準。
そう、そこんところが怖い。
無駄だと言い始めたら、無駄じゃないものはどんどん減っていくんじゃないだろうか?
無駄じゃないと証明するのは、難しい。
だって、そもそも有用だという合意の下で始めたんじゃないか?どの事業も。
最初から悪意はない。(あるかも?)
善意で始めたことじゃない?
・・・・・・
もう少し、有用か無駄かの話しを突き詰めていけば、
「アンタ無駄じゃない?」っという質問にぶち当たる。
まあ、仕事で例えれば、
「アンタ、給料に見合った仕事しているの?」
「あんたがいてもいなくても、困らないもんね~」
なんて言われたら、皆さんどう証明します?
ぼくなんか、気が弱いから、
「そうねぇ、あんまり役立ってないかも」
・・・なぁ~んて思って、落ち込んじゃうでしょ。
・・・・・・
もっと話を進めて、
新入社員を採用するとき、
その人物が会社にとって無駄か無駄じゃないか分からない。
これこそ、だれも証明できない。
・・・・・・
仕分けが人間に及んだらどうなるだろうということ。
極論を言えば、「アンタは無駄なんだよ」と仕分けされるかも知れない。
要するに、生まれてきたこと自体が無駄だといわれるのだ。
「イイヤ、オレの人生は意味があるんだ!!」
・・・っと、叫んでも、証明できます?
証明なんか、出来ない。
だったら、全ての人の人生は無駄だということになる。
でも、みんな必死で生きていますよね?
無駄だなんて考える暇もなく。
・・・・・・
ってな問題を仕分けは含んでいるから、問題なのです。
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