2009年12月6日日曜日

シルク・ド・ソレイユ

・・・・・・っということで、娘から貰った銀婚式のプレゼントのチケットを握り締めて、

シルク・ド・ソレイユの【コルテオ】を夫婦で観て来ました。

スンゲェー人気。

よくチケットを取れたナァ~ってな人気。

ほぼsold-outで、満席。

殆どが13,000円のSS席。

・・・・・・

仮設テントに、プラスティックの椅子を、ギッチリ詰め込んでいるので、

2時間半<途中30分の休憩>が限度。

収容キャパシティー2,800人。

・・・・・・

そういう、マイナスの印象ばかりを先に書くのが、年寄りの悪いところ。

・・・反省。

・・・・っで、よかったですよォ~。

サーカスというと、子供中心であるべきでしょうが、これは大人向け。

確かに、子供でも喜ぶような仕掛けはありますが、重心は大人に偏っている。

・・・っというより、ここには子供を連れて来るな!!

超、上から目線で書いちゃいますが・・・、

子供といわず、「これは日本の観客には難解かナァ~?」・・・ってこと。

この出し物の本当の良さを、残念ながら日本人は理解できないかもしれない。

ついでに、アメリカ人も分からないと思う。

なぜなら、全体がヨーロッパのトーンなのです。

なんで、そんなことをぼくは言えるのか?

・・・・・

拍手と、笑いのポイントなんです。

・・・・・

コレを詳しく書いちゃうと無粋というものですね。

・・・・・

そういう理屈ばかりを書くのが年寄りの悪いところ。

・・・反省。

・・・・っで、よかったですよォ~。

前半が終わった休憩時間にカミサンに言った、

「いままでとは違う様式でのサーカスだね」

・・・っと。

カミサンは、ぼくの言葉に全然同意してくれなかった。

「これってサーカス?」・・・っていうのが、カミサンの反応。

ぼくは、その反応が理解できなかった。

コレって、サーカスそのものじゃないか?

でも、カミサンのサーカスは、虎が火の輪を潜り抜けたり、

熊などの動物が出るのがサーカスらしいのだ。

「じゃあ、これは何ナノ?」・・・っとボク。

「ショーでしょ?」・・・っとカミサン。

「ショーだけど、これはれっきとしたサーカスっていうショーでしょ?」・・・っとボク。

「イイや違う、これは動物が出ないので、サーカスじゃないっ!!」・・・っとカミサン。

全然かみ合わない。

話がかみ合わない。

そういうローカルな話ばかり書くのが年寄りの悪いところ。

・・・反省。

・・・・っで、よかったですよォ~。

そういう、狭いところに詰め込んでブッタクリだとか、ヨーロッパ的な感性とか、サーカス云々、

そんな、理屈は抜きに、面白かったですヨォー。

死を間近にしたクラウン(道化)が、過去のサーカスの楽しさを回想する・・・って、

ややこしいストーリーを別にすれば。

サーカスそのもののパフォーマンスを楽しんで欲しい。

世界中から集まった、腕に覚えのあるサーカスのプロ達の、パフォーマンスそのものを楽しんで欲しい。

圧巻は、空中ブランコ。

(正確にはブランコじゃないんだけどね。)

計算しつくされた動き。

その動きを、徹底的に練習したその成果。

ボクなんか、上海雑技団を見ているので、目が肥えているのだが・・・。

空中ブランコは、サーカスの花だ!!

握っている女性の手を離す時にマグネシウムの白い粉がパッと飛び散るサマ。

受け手と、女性の手のひらがピタッとタッチする時に飛び散る白い粉。

余裕を持って演技しているように見えるが、二人のアイコンタクトの真剣なまなざし。

・・・・そういう、ディテールにボクは興奮してしまう。

イヤァー良かったですよ、コルテオ。

大人のサーカス。

アリガトサンmy daughters. (^O^)/


・・

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