2009年8月13日木曜日

レクィエム

・・・・・・っということで、酔い覚ましにモーツァルトのレクィエムを聴いた。

久しぶりに聴いた。

10年ぶりとはいわないが、ホントーに久しぶりである。

カール・ベーム指揮、ウィーンフィル演奏の、スッゴォ~く古い録音である。

ぼくが高校生の頃の録音である。

当時、NHK・FMの放送を最初に聴いて、衝撃を受けた。

その衝撃は今でも覚えている。

天国に引っ張り上げられないために、なにかに掴まっていなければならないと、そのときは感じた。

少ない小遣いの中から、このレコードを買った。

ご存知の通り、モーツァルトの最後の曲である。

それも、未完成で、Laclimosaのところまでがモーツァルトの作曲であるとされている。

丁度、LPレコードの片面だ。

もちろんぼくは、片面しか聴かなかった。

それも、何度も何度も。

文字通り擦り切れるくらい。

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電気を消して、CD版を聴いた。

不思議なもので、音が鳴る前に出だしのメロディーが自然に浮かんだ。

ヤッパリ、天国に引っ張り上げられるような、

何かに掴まっていなければならないような、

そんな、気分がした。

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そこには16歳のぼくがいた。






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