2009年8月10日月曜日

まずは形から

・・・・・・っということで、ぼくは最近、形から入るっていうのは、あんがい大事だと思うようになった。

孔子と「礼」は切り離せないですよね。

この礼については、色々な解釈があるかもしれないが、狭い意味では「形」なんじゃないかな。

「礼儀」とか「礼節」は要するにマナーということですよね。

それ以外に、孔子は「楽」というのも重んじた。

「礼楽」の楽なんだけれど、これは礼節と音楽という意味。

音楽は式典につき物で、これもやはり形ですよね。

これに対して、「道」というスピリチュアルな面を重んじる老子は、形を大事にする孔子を、ちょっと馬鹿にしましたよね。

ぼくも「形式ばる」のは好きじゃないですからね。

でも、この形っていうのが出来上がるまでには、長い時間を要したのは確かですよね。

いわば、最初は試行錯誤があったのだろうけれど、最後は一番シンプルな形に落ち着いたはずなんです。

その過程で、本当の意味が見えなくなって、形だけ残った。

だから、形だけ見ると、逆にムダに見えるんです。

そうじゃなくて、本当は合理的だと気付くべきなんですね。

形を説明するのに、囲碁の定石、空手を含め色々な武術の形、軍隊の規則を持ち出せば分かりやすい。

・・・・・・

人と接する場合の立ち振る舞いが洗練されていると、気持ちいいですよね。

要するに、マナーを身につけた人は、何かと得をしますよね。

絶対に損はしない。

ぼくが今回言いたいのは、世の中には色々な「形式」があるけれど、それを頭から否定しちゃいけないってこと。

その形を無視したり、知らなかったりするのは、本人にとって物凄く損なことだということ。

最近、こういう「形」を無駄なものと考える風潮が、日本では強まってきたように見える。

教育についても、政治についても、会社の世界でも、きちんと形を持った人が少なくなった。

イギリスを見ると、逆に形を物凄く大事にしている。

日本にも、たくさんの形があるけれど、もう一度それらの価値を見直す必要があるのじゃないかな。




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