・・・・・・っということで、金曜日のエアロビクスに出た。
金曜日というと、飲み会にカブる。
金曜日の夜7時半ごろ、フィットネスクラブにたむろしている若い男がいたら、
「オメー大丈夫かぁ? 他に行く所ないんかぁ?」
・・・・っと、問い詰めてみたくなる。
マア、本気じゃないけど、心の中でネ。
だから、若くはないこのジイサンでも、金曜日のこのクラスに出るのは、3週間振りである。
悲しい。
とぉ~っても悲しい。
もう、無性に悲しい。
・・・・・
何がってぇ?
インストラクターが25分前にスタジオに入って、アップテンポな音楽をかけているのに。
かけているのに、
10分前まで誰も、スタジオに入ってこないって・・・・・。
ジイサンは見ていましたよ。
ストレッチポールをしながら。
ようやく入ってきたのが、あのオツムの弱い【露出狂】の彼女。
かみ合わない。
会話がかみ合わない。
インストラクターが、会話を避けているのが良く分かる。
虎の子の会員がこの露出狂かよ。
さて、7分前になりました。
ぼくは左大臣の席を確保しました。
ナゼなら、ここはあの【筋肉ボーイ】の指定席と知っていたからです。
開始6分前にして、スタジオに入ってきた第三の男。
もちろん、見なくても分かります。
あの、【筋肉ボーイ】です。
このインストラクターの唯一のオッカケ。
へへへ。
ザマァ~みろ。
オミャーの指定席は、このジジイがもらったぜ!!
広くはないけど、第二スタジオにたったの3人。
その、広いスペースの中で、左大臣席を取られて、カッカとする男ってイッタイ・・・??
開始、0分前。
インストラクターの顔が曇っているのが分かる。
たった3人の参加者だ。
「え~、サビシイですね。3人の参加者って以前にもありましたっけ?」
聞くほうもサビシイ。
「そういや、前にもありましたね。今度で2回目ですね。」
聞くほうは、ムチャクチャ寂しい。
「みなさん、金曜日のこの時間は、飲み会ですよね。」
聞くほうは、そんなことネーヨ、下手くその露出狂に合わせてばかりいるので、このクラスはもう見限られちゃったんだよ。
・・・・っと、ここまで口に出掛かっているのを押さえるのに必死である。
んで、始まりました。
「みなさん動ける人ばかりで」
ウソつけ、筋肉ボーイとぼくは、それなりに動けるけど、露出狂はムリだろがッ!!
「回転やリズムチェンジがありますけど、無理をしないで出来る範囲でネ!!」
今の言葉は、露出狂向けだぜ。
始まると同時に、【短足兄ちゃん】が入ってきました。
この短足兄ちゃんは、いつも同じウェア。
黒のランニングに、グレーの短パン。
これ以外の彼を見たことがない。
・・・・・っということで、合計男3人+女1人+女性インストラクター1人=5人の寂しいエアロビクスになりました。
流石にインストラクターはサクサク進めます。
案の定、露出狂から「だんだん難しくなるぅ~」とのクレーム。
「ムリなら、この前の動きでイインですよォ~」っと、フォローに気持ちがこもっていない。
・・・っで、面白いのが筋肉ボーイ。
指定席じゃないと、これだけ動けなくなるのぉ?
・・・・・ってぇくらい、間違えてばかり。
たまにはいいんじゃないのぉ?
ジイサンはちゃんと予想していましたよ。
・・・・・・・
以上、ある日のエアロビクスを再現してみました。
・・
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