・・・・・・っということで、変な話を書きます。
変な話を読みたくない人は、パスしてください。
だいぶ前のことだけど東大生のヤツが、「問題と答えはイコールだ」とぬかしやがった。
どういうことかというと、ちゃんとした正解がある問題は、問題の中に正解が内包されているということ。
要するに、問題を考えていけば正解は導き出されるわけで、
最初にあったのは問題だけだから、正解は最初から問題の中に含まれていたという理屈。
この話を聞いたとき、ぼくは「ケッ!鼻持ちならんヤツ」と思った。
そんなこと言えるのは、オメーが「頭がイイ」からで、ぼくら凡人は腹が立つだけである。
・・・・・・でも、案外良いことを言っているのかなァ~っと、最近思うようになった。
言った本人は、気付いていないだろうが。
・・・・・・
何の話かというと、生と死の話である。
・・・・・・ここからパスしても遅くはありませんぜ。
生命が生まれた瞬間、実は死が始まっているのです。
たぶん忘れてしまっていると思いますが、私の長女が生まれたとき、
小さな赤ん坊を抱きながら、「生と共に死を与えてしまった」と感じたと昔書きました。
自分でも、変な親だと思います。
「何で私を生んだのよ!!」
・・・っと、親に詰め寄るような人生だけは送ってもらいたくないな、自分の子供には。
人間の最大の悲劇は、「確実に自分は死ぬことを【知っている】」ってぇことですと、
これも以前書きました。
死を本気で考え出したら、もう気が触れそうになる。
そうなるのは当たり前のことなんです。
死は生の終着点と考えがちです。
でも、生まれたときから、常に死を背負って生きているんですね。
実は、物凄く身近にあるものなんです、死というものは。
「生は死を内包している」とも言えますね。
普段から、こんなことばかり考えては生きていけない。
だから、忘れることにするんです。
考えること自体何の意味もないことなのですから。
・・・・・・
そうかな?
ホントーにそうかな?
(つづく)
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