2008年10月24日金曜日

一山いくら

・・・・・・っということで、お金持ちの連想。

アメリカの金持ちは日本の比ではない。

むかし、オレゴンのEugeneにある企業と関係が出来た。

事業セットアップのため、私が何週間か滞在したことがある。

長期に社員を滞在させるため、適当な宿舎を探さなければならない。

不動産屋を介して、適当な物件を物色していた。

これは買い得ですよと紹介された中に、一山いくらという出物があった。

一山というのは、文字どおりで、邸宅に山が付いている。

入り口から車でかなり走ったところに、その邸宅があった。

広いベランダの前には小さな湖があり、向こう岸には野生の鹿も現れるという。

湖畔には、ボートも係留されている。

当然いくつもの部屋があるのだが、全部家具付であった。

ようするに、前の持ち主は身の回りのもの以外、全て置いていったのである。

たとえば、一階と二階にそれぞれグランドピアノがあった。

一階にはガラス張りのトレーニングジムがあった。

もちろん、マシーン類は一式揃っている。

そのときは、フィットネスに全然興味がなかったので、価値は全く分からなかったが。

私は一発で気に入ってしまった。

価格もそれほど高くなかった。

日本から出張してきた社員は、この家を見てビックリ仰天するだろうなと思った。

不動産屋が言うには、もし、気に入らなくなったら、山の木を材木として売っても、買った金額の元は取れるといった。

早速、本社に購入してよいか打診した。

残念ながら、本社の回答はNO。

結局、町外れにあるアパートと契約したのだが、いまもってあの時買わなかったのが残念である。

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