・・・・・・・っということで、世の中不景気だという。
確かに不景気だ。
不景気だと、心が暗くなる。
将来に対して、夢が持てない時代だという。
夢というだけでも贅沢かも知れない。
夢どころか、明日の生きる糧さえも怪しくなっている。
そして、日本国中、明日に対する不安を抱えて日々を過ごしている。
・・・・・・
でも、将来に希望の持てた時代ってあったのだろうか?
自分の明るい未来に対して迷いの無い生活を送った時代って、本当にあったのだろうか?
・・・・・・
本当は、どの時代も、明日に対して不安を抱きながら、ビクビクしながら生活していたんじゃないだろうか。
どんなに生活が調子良いときでさえ、突然根底から覆されるかも知れないと。
とくに、我々高学歴のインテリといわれる人間は、そうじゃなかったのじゃないか。
絶えず日々の不満を口にしているが、肉体労働者のほうがずっと羨ましく思えたのじゃないだろうか。
彼らにとって明日の生活というものは、確かに不安はあっただろう。
だが、一日の仕事を終えた後の肉体的な疲労による充実感は、我々よりずっと大きいに違いない。
・・・・・・
殆どの若者が大学を出る時代である。
義務教育を終えて、すぐに就職する者の数は、以前に比べてずっと少なくなった。
高学歴という肩書きで、肉体労働に就き辛くなったと思える。
就職率が悪いという。
当然だと思う。
世の中は、頭のいい人だけで成り立っていない。
・・・・・・
話しが、予定していた線からずれてしまった。
言いたかったことは単純。
我々はいつも不安を抱えながら生きてきた。
そして、これからもそんな生活が続くことは、間違いないということ。
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