2010年3月27日土曜日

桜の花に寄せて

・・・・・・・っということで、いま今年最初の花見をしています。

花見客でごった返していると思ったけれど、シートを敷いて本格的な花見をしているグループは二組しかいない。

全体的には、二分咲きくらいだからだろうか。

晴れてはいるが、気温は低い。

ぼくは、真冬用の防寒ジャケットを着込んで、いまビール1本とハイボールを飲み干すところだ。

おつまみは、お寿司のセット、イカのリングフライ、乾き物少々、それとチーズだ。

スパークリングワインは昨晩飲んだので、今日はビールとハイボールだけにした。

まだまだサクラが散るまで花見をするので、初日はこのくらいでいいだろう。

さて、

桜は散り際がいい。

パッと咲いて、パッと散る。

日本人の美学に通じているとの定説だが、それに対してとやかく言うのは無粋というものだ。

花の散り際にその国の国民性を重ね合わせてしまうのは、日本人くらいだろうから、それはそれでいい。

そんな、至極感覚的な、定義もされていない漠とした美学をよりどころに、

いかに多くの若者が死んでいったかなんて

・・・・・・、ヤボですね。

誰でも【生】に執着するものですよ。

「椿」のように、

必死で枝にしがみ付き、

咲いたときの艶(あで)やかさなんか失って、

色褪せて、

グチャグチャに萎れて、

美学とは程遠い姿を晒しても執着するものなんです。

そして、ボトッと落ちるんです。

・・・・・・・

人間って、そうあるべきだと思うし、そうあって欲しいのです。


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