・・・・・・・っということで、いま今年最初の花見をしています。
花見客でごった返していると思ったけれど、シートを敷いて本格的な花見をしているグループは二組しかいない。
全体的には、二分咲きくらいだからだろうか。
晴れてはいるが、気温は低い。
ぼくは、真冬用の防寒ジャケットを着込んで、いまビール1本とハイボールを飲み干すところだ。
おつまみは、お寿司のセット、イカのリングフライ、乾き物少々、それとチーズだ。
スパークリングワインは昨晩飲んだので、今日はビールとハイボールだけにした。
まだまだサクラが散るまで花見をするので、初日はこのくらいでいいだろう。
さて、
桜は散り際がいい。
パッと咲いて、パッと散る。
日本人の美学に通じているとの定説だが、それに対してとやかく言うのは無粋というものだ。
花の散り際にその国の国民性を重ね合わせてしまうのは、日本人くらいだろうから、それはそれでいい。
そんな、至極感覚的な、定義もされていない漠とした美学をよりどころに、
いかに多くの若者が死んでいったかなんて
・・・・・・、ヤボですね。
誰でも【生】に執着するものですよ。
「椿」のように、
必死で枝にしがみ付き、
咲いたときの艶(あで)やかさなんか失って、
色褪せて、
グチャグチャに萎れて、
美学とは程遠い姿を晒しても執着するものなんです。
そして、ボトッと落ちるんです。
・・・・・・・
人間って、そうあるべきだと思うし、そうあって欲しいのです。
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