2010年3月27日土曜日

ジジイはかく語りき(番外編)

・・・・・・・っということで、朝刊を見ていたら、【ニーチェの言葉】という本が売れているそうだ。

「あなたの知らない明るいニーチェ」なんていう、キャッチコピーには笑ってしまった。

ニーチェは少しカジったけれど、知っているとは思っていないし、哲学者なんて皆暗いイメージじゃないかな?

その言葉として:

「死ぬのは決まっているのだから、ほがらかにやっていこう。いつかは終わるのだから、全力で向かっていこう」

「今のこの人生を、もう一度そっくりそのままくり返してもかまわないという生き方をしてみよ」

いまの若い人たちには、こういう言葉を欲しているのでしょうね。

ぼくも含め、人間って【死】について時々考えますよね。

考えなくとも、漠然と「死にたくない」って、思いますよね。

死は怖いものだけれど、ニーチェに言われなくったって、人間死ぬのは決まっているんです。

生あるものは全て【無】になるんです。

考えても仕様がないのです。

考えなくったって同じ、結論は出ているのですから。

でも、考える意味はあると思います。

【死】を考えることは、即ち、【生】を考えることと同義なのですから。

考える過程で、【今を生きることが大事だ】という結論に、大体の人は辿り着くのです。

そういう結論に達しない人も、残念ながら沢山いることも事実ですがね。(-"-;A

じゃあ、自分にとって【今】とはなにか?・・・・・・っと考えるんですね。

大事なのは、【過去】でもなく【未来】でもない、刻々と【今】を過ごしている自分だと気付くんです。

・・・・・・フツーはね。

以上、読んでもいない本の書評でした。(;^ω^A


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