2010年3月7日日曜日

パラサイトシングル

・・・・・・っということで、朝刊を読んでいたら、世界的にも「パラサイトシングル」が増えているそうだ。

説明の必要はないと思うが、いつまでも独身で親と同居する若者のことである。

要するに「親のスネかじり」ですね。

親からすれば、はやく一人前になって自立してもらいたいと思うが、

ひどい場合はニートとか、引きこもりとかで、働きにも出ない子供が増えている。

もともと、韓国や日本などは儒教の影響で、親との同居率は世界と比較すると多いそうだ。

ところが、イタリアや、スペイン、ドイツ、オーストリー、フランス、イギリス、

・・・・などでも、日本と同じくらいの比率になってきているそうだ。

簡単には、経済悪化で、自立して生活できるだけの職と給料が減ってきていると考えられる。

新聞の著者は、独立心の強い国ではホームレスになり、依存心の強い国ではニートになると結論付けている。

ぼくもそう思うが、コレだけが原因ではないと感じている。

ぼくの考えでは、「核家族システムの崩壊」が原因だと思う。

現代の考えでは、大人になれば、親から離れ自立するのがアタリマエと考えられている。

ぼくも、そのような道を歩んだ。

親からのウルサイ干渉から逃れられるのは、ホントーにありがたい。

だがその反面、親となり、子供を育てていくことを殆どゼロから学ばなければならないことに気付いた。

一応は親だが、その親の実態は「アマチュアの親」なのだ。

昔のように大家族がアタリマエの時代は、子育ては自然に伝達されていた。

ところが現代は、「アマチュアの親」で溢れ返っている。

それは、モンスターペアレントとか、子供虐待とか、給食代を払わない親とかのニュースを見れば、歴然としている。

ぼくは、実はパラサイトシングルが増えるのは、経済問題は副次的な原因で、

ホントーの原因は、核家族というシステムの綻びにあるんじゃないかな?と思うんですけど。

皆さんは、どう思われます?


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