・・・・・・っということで、また1人で留守番となった。
前々から観たかった【slumdog millionaire】のDVDを借りてきた。
2008年イギリス映画
最近には珍しい、ストーリー性重視の映画。
脚本が良かったし、(無名の?)俳優たちの演技も好ましい。
いい映画だった。
低予算でも、これだけの映画が作れることを示したと思う。
CGの多用や、ギャラの高い俳優に頼るとか、制作費だけは巨額というような、
アメリカ映画へのアンチテーゼになっているのじゃないかな?
でも、ウ~ン参ったというほどの感動は得られなかった。
何故だろう?
物語の鍵は無学のスラム上がりの青年が、なんで難問に答えられたかのはずだ。
確かに、様々な苦労をして知恵を付けたことは描かれている。
さらに、青年が持つ臨機応変のスマートさも描かれている。
しかし、この部分はかなり省略されている。
まあ、上映時間のせいだろうが。
観る側としては、たまたま青年が知っている問題が、運よく出続けただけだと考えざるを得ない。
最後の2問は、まあ運だけじゃないことも描かれてはいるが・・・。
誠実に生きれば神は絶対に見放さないとか、
真実の愛を貫き通せば、願いは適うとか、
そんな教訓なんだけれど、
そんなことは、まるで御伽噺に聞こえてしまう自分は相当不純なんだろう。
あと、全員がインド人なんだけれど、西洋から見たインドっていう視点は抜け切れていないなぁ。
・・・・・・っと、例によってひねくれた評価だったけれど、いい映画であることには間違いない。
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