・・・・・・・・っということで、ぼくは涙もろい。
ムチャクチャ涙もろい。
歳を取って、なおさら涙もろくなった。
特に弱いのは、若い子が死んでしまう話である。
そんな子が、自分の運命を知り、その短い人生の間に書き残した文章を読んだりすると、イッパツである。
さらに、その子の写真や、映像を見せられると、涙がボロボロ出てくる。
どんなに生きたかったことだろう。
どんなに希望を持っていたことだろう。
その夢のどれを取ってみても、善意にあふれている。
もちろんのことだが、善意にあふれた人生を夢見ている。
悪いことをしてやろうなんて、これっぽっちも思っていない。
そのことこそが、人間の性善説の正しさを証明するのかも知れない。
・・・・・そして、年老いた自分がここに居る。
何度か死にかけたけれど、神様はここまで生かしてくれた。
子供の時に描いていた夢とこの現実。
この歳になると、ぼくがいくら文章を残しても、映像を残したとしても、もうだれも涙を流さない。
そこまで生きたんなら、もういいだろう?
・・・・・・・
この差について、よく考えなければいけない。
よぉぉぉぉ~く考えなければいけない。
全ての大人は・・・・・。
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