2009年11月24日火曜日

生きるということ

・・・・・・・・っということで、ぼくは涙もろい。

ムチャクチャ涙もろい。

歳を取って、なおさら涙もろくなった。

特に弱いのは、若い子が死んでしまう話である。

そんな子が、自分の運命を知り、その短い人生の間に書き残した文章を読んだりすると、イッパツである。

さらに、その子の写真や、映像を見せられると、涙がボロボロ出てくる。

どんなに生きたかったことだろう。

どんなに希望を持っていたことだろう。

その夢のどれを取ってみても、善意にあふれている。

もちろんのことだが、善意にあふれた人生を夢見ている。

悪いことをしてやろうなんて、これっぽっちも思っていない。

そのことこそが、人間の性善説の正しさを証明するのかも知れない。

・・・・・そして、年老いた自分がここに居る。

何度か死にかけたけれど、神様はここまで生かしてくれた。

子供の時に描いていた夢とこの現実。

この歳になると、ぼくがいくら文章を残しても、映像を残したとしても、もうだれも涙を流さない。

そこまで生きたんなら、もういいだろう?

・・・・・・・

この差について、よく考えなければいけない。

よぉぉぉぉ~く考えなければいけない。

全ての大人は・・・・・。


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