2009年11月7日土曜日

人間

・・・・・・・っということで、今朝、ボォ~っとTV観ていたんですね。

NHKのBSなんですけどね。

なんていう番組か、調べれば分かるんですがね。

最近、刑罰が厳しくなる傾向があるっていう話なんですがね。

日本は、やたら死刑判決が増えてきていて、

実際に処刑される囚人も確実に増えているんだってね。

アメリカなんか、俗に3ストライクアウト法ってぇのがあって、

刑務所が囚人であふれかえっているという話なんですがね。

そこで、ノルウェイの法律学者(?)が出てきて、

罪人に対して、一般社会が「罰を与える」目的で、

刑務所で受刑者にイジワルするのは逆効果だって主張するんですね。

イジワルって書いたけど、狭い牢獄に押し込め、マズい食事を与えて、丸坊主にして・・・・・

っていうことなんですけどね。

・・・・・

これって、アタリマエだと思うんですよね。

最悪、人を殺したんだから、罪人が不自由な環境をガマンするのはアタリマエだと思うんですよね。

要するに、「目には目」、「歯には歯」っという考えなんですけどね。

そこで、ノルウェイの刑務所が映るのね。

独居房にはV付き、インターネット付き、ビデオゲーム付き、

豪華な食事を、看守と一緒に食べてるんですね。

凶悪な殺人犯を収容する島が出てくるんですけど、

まるで、リゾート地なのね。

マジメに務めていれば、「外泊」という休暇(!)が与えられるのね。

・・・・・・

そこで、件(くだん)の法学者が出てきて言うんですね。

「私は数多くの凶悪犯に会ったが、みんな人間だった」・・・・とね。

これは、番組を観た人しか分からないかも知れないけど、

凶悪犯は「モンスター」だと思われているんですよね。

でも、そんな凶悪犯でもモンスターじゃなくて、人間だったっていう主張なんですね。

・・・・・・

これには、考えさせられましたね。

だって、ノルウェイではこの方法で、実績を上げているんですからね。

とくに、その法学者の語り口を聞いていると、こちらが間違っているっていう気になるんですね。

裁判員制度というのが、日本にも導入されましたけどね。

ものすっごく、違いを感じましたね。

日本の「市民」と、ノルウェイ人の「市民」の差をね。

・・・・・・

ウゥ~ン、かなり深い話題ですが、この酔っ払った頭じゃ扱うのはムリですね・・・・・・


(;^ω^A


・・

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