2009年11月29日日曜日

品のない芝居

・・・・・・っということで、なにか心にシコリみたいなものが残った。

何というか、品がない芝居を見せられたような気分なのである。

何の話かというと、「事業仕分け」のことである。

突っ込まれっぱなしの「役人」側も、レベルが低すぎて問題なのだが、

突っ込むほうの「仕分け人」側も、レベルが低い。

何のレベルかというと、「品格」のレベルなのである。

ぼくの仕事に関連するやり取りをチョットだけ聴いただけなので、全体を云々できないが。

仕分け人の戦略は非常に幼稚で、謂わば「揚げ足取り戦略だ。

答えるほうの役人が、まんまとその手に引っかかるのを見ていると、

「役人ってこんなにバカだったのか?」と唖然とする。

マア、役人は組織(集団)で強く、個々は弱いことが分かっただけでも儲けものだったが。

もっと問題なのは、仕分け人の品格。

単なるディベート大好きオタクで、国民の味方を装いながら、

「オレって頭良いでしょ?」と自己アピールの場にしている連中のように見えた。

相手が失言すると、お互い嬉しそうに目配せしていたのは下品としか言いようがない。

とくに、質問が終わったあとの段階で、

ある役人が緊張を解いてポロっとタメ口に近い言葉で話したのを見逃さず、

だからあなたの考え方が間違っているんですと、延々と攻撃に転じたのを見て、唖然としてしまった。

そんな幼稚なワナに引っかかる役人も役人だが、

正義をカサに着た仕分け人たちの下品な本性を見て唖然としてしまったのだ。

これからも、こういった劇場型政治(?)を継続的に見せていく方針らしいが、

アイデアは悪くないのだから、もう少し「品格」のある劇を見せて欲しいものだ。

・・・・・・

あと、民主党のまとめ人が、最後に「民主党のPR」を付け加えることを忘れなかったのも、下品だった。



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