2008年8月7日木曜日

昔はいい先輩

・・・・・・っということで、暑いッスね。
・・・・・・ってなことで、今日は立秋である。
心なしか、空の青さが深くなったような気がする。

昨日は、銀座で仕事が終わったので、とある会社の銀座事務所長をしている、元先輩に電話してみた。
「オッ!!いいところに電話してきた。今どこにいるんだ?」
「松屋近くです。」
「ッじゃ、有楽町のニュートーキョーの入り口で待ってるから来いや。」

・・・・・・・・・・・・

(シメシメ、ビールを奢ってもらえるぞ)・・・・・・っと、期待。

会うなり、「オレの奢りだ。好きなもの頼めや。」

(ヤッター、たまには奢られる方にならなきゃ。)

・・・・・・っで、飲みました。

何でも好きなものというくせに、頼むのは枝豆ばかり。

こちらは、特大ジョッキをガンガン飲んで、さあ会計の段になった。

「ご馳走さまぁー」
っといって、先に出て待っているとなかなか、その先輩が出てこない。

オッかしーナァ~っと思って、引き返してみると、金を持っていないという。
クレジットカードもなしという。
じゃあ、いくらなら持っているのかと聞くと、9千円しかないという。

9千円で、足りると思っていたの?
この私の飲みっぷりを知っているくせに。

払いましたよ。
全額。
私が。

昔からイイカゲンな先輩だったが、こんなのは初めてだ。

「オッ!!銀行でカネ下ろすから、次行こう!!」
「あのネー、もう9時だぜ。銀行開いているわけないないじゃん。」
「そんなこたねえ。俺の知っている銀行が新橋にあるから、付いて来いや。」

・・・・・・っで、新橋まで歩きました。

「オッカシーなァ~」
「そうでしょ。そんな銀行あるわけないでしょ。」

・・・・・・っで、場所はサラリーマンの町、新橋だ。

「オッ!!いい店があるぞ。もう一杯やろう。オレの奢りだ!!」
「あのねー。アンタお金持ってないでしょ。ここで飲んだら、また私が払わなければないでしょ。」
「次ぎは、オレが払うから。」

・・・・・・

もうダメじゃこりゃ。

「今日は、私の貸しでっせ。ちゃんと覚えておいてくださいよ。」

・・・・・・っと、彼の首根っこを掴むようにして、山手線に押し込んだ。

昔は、いい先輩だったんだがねぇ~。

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