2008年8月5日火曜日

「リアリティー」について

・・・・・・っということで、昨日のメールにはスゴイ反応があった。
花男って、ヤッパリ人気なのですね。

私が言いたかった、「リアリティー」というのはどんなことか、ちょっとだけ説明を追加しておきます。

まず、「リアリティー」を出すには、金が掛かる。
これは、絶対の真理だと思う。
日本のドラマは金がないので、「リアリティー」がどうしても欠ける。

つぎに、「リアリティー」を出すには、台本を書くのに頭を使わなければならない。
リアルタイムな世間について、豊富な知識を持っていなければならない。
要するに、観客を上手く騙す知恵がなくてはならない。

もうひとつ、「リアリティー」を出すには、役者の演技力が要求される。

総じて、日本のドラマや映画は、上で述べた足りない部分を、役者が大げさな演技によってカバーしようとする。
絶叫調になったり、オーバーアクション気味になってしまうのはこのためだ。

最後に、「リアリティー」を持ったドラマを鑑賞するためには、観客側に高い知的レベルが要求される。

まず、製作者側は観客のレベルを低く設定しすぎている。

わたしがTVを観なくなった理由は、以上である。

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