2009年5月20日水曜日

今の若者

・・・・・・っということで、最近の若者は不幸だということになっている。

何が不幸かって、自分の能力や夢に見合った職業に就くことが出来ないということらしい。

そもそも、その職業に就くことさえもままならない時代なのだそうだ。

我々の世代は、会社に入れば大体自分の将来像を見ることが出来た。

経済が右肩上がりだったから、この会社に居続ければ、どの程度になれるか想像できた。

そして、大体その想像と現実の差は、そんなに狂っていなかった。

学歴もあり、能力もある若者が、フリーターや、派遣社員で、食うことだけでも汲々としている姿は、可哀想と言わざるを得ない。

何より、こんな状態は日本社会にとって不幸なことである。

モッタイナイ・・・・・・

(ウ~ン、なかなか良いテーマを見つけたぞ。)

(これで、しばらくネタが続くぞ・・・・・・ナァ~ンてね。)

さて、我らのちょっと先輩の団塊の世代が若者だった頃、彼らは学生運動に燃えていた。

社会に対する「怒り」があったから・・・・・・っとされている。

今の若者は、自分の置かれたこの不条理な立場に対して、戦う気力はないのかッ!!

怒りをぶつけるエネルギーがないのかッ!!

オレ達が若かった頃のように・・・・・・っと、団塊の世代の連中は考える。

あの頃のことを知っている私は、アホかッ・・・・・・っと言いたくなる。

日本の学生運動は、流行に乗っかっていただけなんですよ。

あれは日本独特の運動じゃなかった。

ヨーロッパやアメリカで始まった学生運動をみて、流行に乗り遅れまいとして始まった、いわば、ファッションを追いかけるのと同じだった。

左右を見て、自分が乗り遅れまいとした連中が騒いでいただけなのです。

怒りなんて、後付けの理由だったのです。

だから、少なくとも、定年を迎えて会社を去りつつある団塊の連中が、今の若者を批判する資格はない。

今の若者は、ずっと賢い。

世間を知っている。

本当に苦悩している。

ずっとずっと難しい時代に直面している。

そういった若者たちを、放って置く社会は最悪の社会だ。

昨夜のNHKで、就職活動に疲れ、どこからも内定を取れず、思わず泣いてしまった女子学生を見て、何とかしなければと思わなかった大人はいないはずである。

・・・・・・っと、今回はここまで。



to be continued.

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