2007年9月14日金曜日

Kチャンの悩み

仕事もようやく山を越えたので、昨夜は久しぶりにKチャンのステップ中級に出た。

イヤ~、いつものように超満員の人気である。
フロアの掃除が終わるのが待ちきれないように、長蛇の列を作っている。
そして、みな走って場所取りだ。
Kチャンの近くから埋まっていく。

私なんぞは、列に並ぶのも、場所取りもカッコ悪いと思っているので、かなり遅れてスタジオ入りするのだが、昨夜はかろうじて隅ッコに居場所を確保することができた。

周囲を見渡すと、運の悪いことに私の前が「ハイハイ坊や」、すぐ後ろが「クルクル兄ちゃん」、右は「ペンギンオバサン」だ。
ハイハイ坊やは、興奮してくるとハイッ!!ハイッ!!と叫びだすのでウルサくってショーがない。
クルクル兄ちゃんは、マッタク関係ないところでターンするので、気が散ってショーがない。
ペンギンオバサンは、腕を両脇に付け、手のひらをヒラヒラさせてステップするので、気になってショーがない。
しかも、Kチャンの動きは直接見えず、ミラーでわずかに確認できる程度の最悪の場所だ。

前にも書いたが、Kチャンのクラスの雰囲気は品があるとは言えない。
チョット困った系オネエサマ達が大半を占め、異様にテンションを高めている。

Kチャンは中級クラスのレベルをきっちり守って、振り付け構成している。
だから、ステップそのものは、難しくない。むしろ簡単である。
ただ、異常に曲が速いだけだ。

当然、参加者の殆どは上級レベルである。
だから、途中でKチャンの振り付け以外の動きも、勝手にプラスして楽しんでいる。

だが、そんな上級レベルの会員でもたまに間違えることがある。
そうすると、Kチャンがすかさずその会員にツッコミを入れる。
昨夜なんか、「そこに居続けるとジャマナンダヨ~ッ!」とか、「今度間違えたら、パンツ脱いでケツ見せるゾッ!!」
ナ~ンテ言っていた。

雰囲気に品がないと言ったが、マアこんな感じである。

だからかも知れないが、ステップ常連の「ステップバアサン」や、「学校の先生(女性)」はこのクラスには参加しない。

じゃあ、Kチャンも品がないのか?・・・・っと思われるかも知れないが、至って礼儀正しい好青年である。

いわば、業界向けの顔を作っているだけである。
振り付けも何気なくやっているように見えるが、構成は実に緻密に練られている。

ストレッチの理論に関してもかなり専門的な知識を身に付けているのが分かる。

この人気ぶりだから、多分レッスンフィーもかなり高額をもらっているのだろうナー。

レッスン中の馬鹿デカイ音量。
ヤケクソ気味にキュー出しをする彼のダミ声。
常識を超えるテンポの速さ。
そんな中に、何か彼のマヨイを感じてしまうのは、私だけだろうか??

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