2007年9月17日月曜日

男性インストラクター(その3)

・・・・・・・っで、男性インストラクターである。

先日、社長室に行ったら電話中で、何か深刻な話のようである。
耳をそばだてていたら、どうも社員が辞めると言い出して、それを思い留まらせるべく説得中のようだ。

ところどころの会話から、どうも以前私が所属していた部門の人間らしい。
まさか、アイツが辞めると言い出しているんじゃないだろうな~っと思っていたら、残念ながらそのアイツだった。

彼は、十数年前に会社訪問をしてきて、最初に私が面接し、仕事の内容を説明した人間である。
仕事について、正直に説明した。
ということは、会社について良いことばかりを言わなかった。
それでも、来たいというなら、どうぞ・・・・ってな具合だった。

そして、彼は私の部下になった。
私は、放任主義である。(実力のある人間に対しては。)
自分のやりたことを自由にさせた。(私もそういう育てられ方をしたから。)
そして、彼は伸びた。
グングン伸びた。
人の嫌がる仕事を厭わない。
彼に任せれば、期待以上の成果を出す。

今から5年前、私はその20年間いた部署を去った。

ちょうど去年の今ごろだった。
彼が今の部署から、私の部署に移りたいといってきた。

理由は分かっていた。
なんでも仕事が出来る人間は、どこへ行っても重宝なのだ。
彼がやりたかったことは、自分の裁量で仕事をすることだ。
私がそう育てたのだ。
でも、そのとき彼がやらされていたことは、業務、経理、営業・・・・とナンデモ屋であった。
要するに、器用貧乏である。
使う方にとってはこれほど便利な人間はいない。

そのとき、彼を絶対手放したくなかった事業部長と私との間で引っ張り合いになった。
残念ながら、手を離したのは私の方だった。
彼はその後、管理職に祭り上げられた。異例の昇進であった。
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・・・・・・っで、職業としてのインストラクターについての話題ですからね。
.....to be continued.

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