2008年11月2日日曜日

UFOパンツのヒミツ

・・・・・・っということで、ようやく分かったUFOパンツのヒミツ。

このデザインの原型はM65 ACU (Army Combat Uniform)という戦闘服らしい。



M65ということは、1965年採用の制服。

・・・・・・っということは、ベトナム戦争真っ最中の時代である。

写真では良く分からないが、UFOパンツにポケットのデザインなどは非常に似ている。

そこで、疑問に思っていた「ヒモ」もちゃんと付いている。

あの、UFOパンツのヒラヒラはこれが原型だったのだ!!

・・・・・・・っと、ここまでは案外有名なのかもしれない。

若者のファッションでM65カーゴパンツというのは、ミリタリー好きの間ではかなり有名だったようだ。

さて、ここからが私の推理なのだが、この「ヒモ」、何のために付いているのだろう?

普段は、ポケットの中にしまわれているものなので、外に出してヒラヒラさせながら粋がるってぇのは邪道な使い方である。

いったいこの紐の用途はナンだろう???????

・・・・・・・・・・っで、ヒラメいた!!

ベトナム戦争という実際の戦闘で使うのだから、無駄な物であるはずがない。

必ず目的があるはずである。

例えば、ここに何かのモノをぶら下げるとかは、違うだろう。

戦闘で負傷した場合、先ずしなければならないのは、「止血」である。

銃弾が貫通したり、地雷を踏んづけたり、砲弾で足が千切れてしまったとき、先ず止血である。

紐が付いている箇所を見て欲しい、大腿部の丁度動脈がある辺りである。

そうなんです、これは足の出血を止めるために、ポケットにしまわれてた紐を引き出し、大腿部に巻くのです。
そして、棒切れかなんかで、ギュッと絞るのです。

フォレスト・ガンプが足を負傷したダン・テイラー中尉を担ぎ上げる前、この紐をポケットから取り出し、止血したはずなのである。
今度、映画でよく見てみよう。
この紐のおかげで、ダン中尉は生き延びることが出来たのである。

ドーです?

私の推理。

多分間違っていないと思います。

そういった、即物的な目的の紐が、
いま極東の平和な島国に住む住人達がエアロビクスなるものをするときに、
好んで選ばれるアイテムなのです。

リフレクターなんか付けちゃって。

・・・・・・・・・・・・・

ちなみに、UFOパンツにはウエストの内側に、訳の分からないボタンがいくつも付いていいます。

これも軍関係なら、サスペンダーをかける目的か、あるいは、上から履くレインズボン用かも知れません。



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