・・・・・・・っということで、誰も信じてもらえないかもしれないけど、
ぼくは昔船乗りだった。
実を言うと、自分でも信じられないんですけどね。ヽ(;´ω`)ノ
それも、釣用のレジャーボートでもなく、漁船でもなく、
甲種二等〇〇士というれっきとした国家資格を持っていた。
イヤ、過去形ではなくいまでも免状は有効ですけどね。
その後、法律が変わって、二級海技士という名称に変わったんですね。
知らなかった。
まあ、それはドーでもいいことなんですが、
船乗りっていうのは、究極のGeneralist:ゼネラリストなんですね。
ゼネラリストの意味を調べてみると:
【ゼネラリストとは、特定の分野ではなく複数の分野においてある一定以上の知識や技術を持ち、仕事をしていく人のことを指します。決まった専門分野に特化して仕事をする訳ではないため、会社の中で横断的に様々な仕事を経験しながら自分のキャリアを形成していく人が多いようです。 】
いま、陸上のフツーの会社で働いていますけどね、
ボクの履歴なんて、何の役にも立っていない。
だって、会社で手旗信号なんか知っていても役立たないでしょ?
カッターを漕ぐのは得意だったけれど、その腕前を発揮するチャンスなんて、ないですよね。
でも、一応こんなぼくでも、サラリーマン生活を全うできるチョッと前まで来た。
このまま定年退職したら、我社にとって、稀有な社員として、社歴に残るでしょうね。
・・・・・・・っというのは、この会社は専門的な知識が必要とされる会社で、
Specialistの集団なんですよ。
それが、ぼくのような門外漢が、定年を迎える一歩前まで生き延びることが出来た。
なぜなんでしょうね?
それも、自分で言うのもナンだけれど、誰よりも会社に利益をもたらした。
それはぼくが徹底的なゼネラリストだったからなんです。
・・・・・つづく。
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