2008年3月30日日曜日

別れの季節(その1)

・・・・・っということで、3月末は「別れの季節」である。
今年もいろいろな別れがあった。

まずは、フィットネスクラブ関係。

昨日は、Uインストラクター(男性)のラストレッスンに参加した。
初中級エアロビクス。(ランが入らないやつ。)
普段は出ないクラスである。

彼は当初、このクラブでかなりのレッスンを受け持っていた。
だが、だんだん減って、昨日のクラスが最後である。

私は、彼のインストラクターとしてのプロフェッショナリズムには敬意を表するが、彼のレッスンには魅力を感じなかった。
なぜかというと、その理由はかなり深い。
相当深い。
この場で説明するのは、ちょっと重過ぎる。
同じ男性として、「職業」という観点から彼を見てしまうからである。

私は、インストラクターの世界に関しては全くの素人である。
アタリマエだ。
でも、彼のやり方は間違っていると断言できる。

彼はベテランである。
知識も豊富だ。
努力もしている。

だが、昨日参加して、私が問題だと思う点が、さらに悪化している。
・・・・・っと言わざるを得ない。

昨日のレッスンがどういうものだったかというと・・・・。

なんと彼オリジナルの選曲でCDを作ってきて、最初から最後まで通してしまったのである。

・・・・・んッ?
そのどこが悪いの?
・・・・・っと思われるかも知れない。

最初の準備運動から、本番のパート、最後のクールダウン、はたまた腹筋の運動まで、最初にCDをかけたら最後まで50分間休みなく、一枚のCDに納まっている。
・・・・・・・?

当然、間の休み時間も考慮しある。
・・・・・・ウ~ン。

このCDを製作するのに、彼はどの位の時間を費やしただろう。
選曲からはじまり、つなぎの部分でカウントがズレないように編集する。
彼の頭の中では、50分間というレッスンの時間配分が完璧に出来上がっている。
ウォームアップの時間から、レッスンの中で何回プレゼンテーションをし、
そして、完成形を何回生徒に繰り返えさせるかまで。

そんな風にレッスンが進行するとは思えない。
実際、クールダウンの時点で、曲がずれてしまった。
・・・・・・・。

そして、彼のお別れのスピーチ。
「私のここでのレッスンは、これが最後になりました。」
・・・・・っと、しみじみと彼は言った。

だが、会員に囲まれることもなく、涙もなく、ましてや花束も、激励の言葉さえもない。
・・・・・・・・・・・・・・・・
別れの季節である。

0 件のコメント:

にほんブログ村 健康ブログ フィットネスへ