2010年5月8日土曜日

エアロビクスの未来(その5)

・・・・・・・っということで、エアロビクスの取っ付き難さは「葛藤」にあると書いた。

ここで、もう一度整理すると、

葛藤の中身は、エアロビクスを知っている人が知らない人に教える時に、

上手い人と、下手な人(っと言っちゃいますが)の間のギャップをどう埋めるかという悩みのことを指しています。

・・・・・・

いいですか、ここからが本質的な話ですよ。

その1.初級クラスで起きる葛藤

その名の通り、初めてエアロビクスをやる人が参加する。

でも、もうある程度エアロビクスが分かった人達も参加している。

その数は、絶対に初めての参加者のほうが少ない。

インストラクターは、そのホントーの初心者にペースを合わせなければならない。

勿論である。

ホントーの初心者以外の人達も、そのホントーの初心者にペースを合わせなければならない。

勿論である。

・・・・・・

ところが、勿論じゃなくなるんです。

その1.の(1)

もう、初心者ではない参加者は、初心者の動きにいい加減飽きている。

そうはいっても、その連中は、その上の中級クラスに上がるまでの技量を持っていない。

そのくせ、もう初心者の動きは飽き飽きしている。

その1.の(2)

インストラクターも初心者の動きにいい加減飽きている。

頭の中では分かっている。

でも、常連の初心者(?)たちを失いたくないという気持ちも同時に持っている。

なんたって、クラブ側は初心者クラスだからといっても、

「参加者数=インストラクターの実力」という査定をしてしまうからだ。

・・・・・・つづく。

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