2010年5月20日木曜日

風に吹かれて

・・・・・・っということで、突然ですが人間って不思議ですよね。

星空を眺めていると、人間って・・・

・・・というより自分ってなんて小さい存在かと感じますよね。

そして、自分は孤独な存在だと。

海を眺めていても、同じですよね。

森を眺めていても、

遠くの山々を眺めていても・・・。

結局は自分は一人なのだと。

でも、人間社会の中で暮らしていると、そういう風には感じない。

何か、他人と繋がっている感じがする。

不思議だっていうのはこのことなんです。

・・・・・・

本当は繋がっているようで、全然繋がっていない。

繋がっていると誤解しているに過ぎない。

さらに誤解が進むと、繋がりが鬱陶(うっとう)しくなって、

他人に腹を立てたりする。

全然繋がっていないにも拘らず・・・。

・・・・・・

確かに、人間一人では生きて行けない、

お互いに支え合わなくては生きて行けない存在です。

でも、これは人間に限ったものじゃない。

多くの生き物が独自の「社会」を作って、その中で生きていますよね。

彼らだって、お互い助け合って生きている。

だけれども、彼らの係わり合い方って、必要最小限じゃないだろうか?

もっと真剣じゃないだろうか?

群れで行動するときはルールがあるけれど、基本は一人、じゃなく一匹だ。

親子の間だって、いつかは突き放す。

繋がっているようで、本当は繋がっていない。

本当は人間も同じじゃないかな?

・・・・・・

とはいえ、人間はいかにも弱い。

そもそも裸では生きられない。

何かを身にまとう必要がある。

そんな最低限のことでさえ、人間は一人ではできない。

人間は係わり合いの中で生きるように宿命付けられているのだろう。

・・・・・・

ああ、鬱陶しい。

コミュニケーションが発達するにつれ、ますます日々の生活は鬱陶しくなる。

一対一の会話で済むものを、手紙や、電話、ファックスに、携帯、メール、ブログに、Twitter・・・

コミュニケーション手段が発達するのと反比例して、その会話の中身は薄れていく。

薄れて、薄れて、殆ど意味のない会話まで薄れ・・・・・・

そして、実は自分が孤独であることに気付く。

たくさん繋がっているように錯覚して、本当は誰とも繋がっていない。

・・・・・・

星空を眺めながら、

海を、森を、遠くの山々を眺めながら・・・・・・

人間って・・・

そして、自分って・・・



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